GUNDAM IN THE ZEON
MS-ESFS01 ガンダム(イン・ザ・ジオン)
宇宙世紀0079年11月、ジャブロー戦線で試験運用されていた機体だが、きわめて突発的な遭遇戦の結果ジオン軍アーミティッジ大隊所属第11小隊が拿捕に成功。この戦闘で大破したザク改の代わりとして、同小隊のヘルマン・ライヒ軍曹が搭乗する。
これは本来キャンプに帰投するまでの一時的な措置だったが、その直後に行なわれた連邦軍の一大攻勢による本隊の壊滅により、その後数週間に渡り同小隊が運用し続けることとなる。
図はキャンプ帰投後、味方からの誤射を避けるためにいわゆるザク・カラーに再塗装され、肩にB3型グフの装甲を装備した状態。グフの装甲は本来モノコック構造で換装が容易ではなく、ガンダムの肩部装甲の上からさらに強引にはめ込まれている。
この機体は連邦軍の公式記録上には存在せず、運用目的等一切は不明。グフのシールドに隠れて見えないが背部には巨大なプロペラントが備えられており、本来は宇宙戦用として開発された機体であることをうかがわせる(地球での作戦行動に参加していたのはコロニー戦等、重力圏下での戦闘を意識したテスト期間だったためか)。
なお、この形式番号は物資の移送に関する公式文書上で便宜的に付けられたもの。前線の兵士達の間では単純に「ガンダム」あるいは(同時期同地区で連邦軍に運用されていた「灰色のガンダム」と対比する形で)「緑色のガンダム」と呼ばれていた。
という、嘘臭い俺ガンダム。たぶんつっこみどころ満載。
とりあえず思ったのは、ガンダムにグフの肩とシールドを装備させると、とても安い悪役ロボっぽくなるということです。かっこいいなあグフ。(本気で)