2005.07.26(シルバー事件より)
シルバー事件をさがして
やっと届いた!通販で買った『シルバー事件』のことですよ。中古なのに定価より高いっつうプレミアぶりをいかんなく発揮してましたが、まあその中では比較的安い方だったのでよしとしよう。そんなことより『シルバー事件』だ。
もとはと言えばこのゲームの発売が1999年。うわ、6年も前のゲームだったのか。あの時もたしかにちょっと気になるゲームではあったけど、そのどうにもキャッチーさに欠ける、なんつうかヘタな人は無視して置いてきますよ的ないかにも上級者向け的画面にいささか引いてしまい、結局買わずに放っておいたのだった。そう、あれはあまりにも暑い夏の日のことだった──。ごめん適当書いた。夏だっけ?
とにかくそれから時は流れ、2001年。販売元を『シルバー事件』のアスキーからビクター・インタラクティブ・ソフトウエアに移したグラスホッパー・マニファクチュアの新作『花と太陽と雨と』が発売になる。ちなみにこの時はかなり買う気でいたものの手持ちがない的な理由でほっといたらいつの間にか店頭の目立つ所から姿を消していて記憶からも忘れ去られるという悲劇を経験している。僕が。そう、あれはあまりにも暑い夏の日のことだった──。←こう書けば何でもまとまると思っている
そして2005年。ついに、あ、途中発売された『michigan』はちょっと筋が違うんでおいといて、2005年ついに『Killer7』発売。発売元は今度はカプコンである。ところで関係ないが、なぜかいま唐突に「沈みかけた船から逃げるネズミ」の話を思い出したが、あくまでもこの件とは関係ない。
キラー7がやたらめっぽう面白くて、すっかり夢中になった僕はキラー7を終えるとともに速攻で『花と太陽と雨と』を購入したのだった。申し訳ないが中古で。ちょうど近所の店にあったので。
それで『花と太陽と雨と』からも遊んでる最中に面白オーラが確実に発散されていたので、このさいだから今のうちに『シルバー事件』も買っとこうと思った2005年、夏。恋をした。Oh 君に夢中。←ひねりを加えて『夏の日の1999』っぽくしてみたらどうしようもなくなってしまった
新品どころか中古屋ですらぜんぜん見つからない品薄ぶり。いやそりゃまあ初代プレステだしねえ、とか思うものの遊びたい思いはいかんともしがたく、結局プレミア価格で通販購入したのだった。そう、あれはあまりにも暑い夏の日のことだった──。お、今度はちゃんと季節感あってる。
そんなこんなしてる間に遊んでた『花と太陽と雨と』も佳境に入り、これはどう見ても前作にあたる『シルバー事件』に関連性があるだろうという場面に幾度となくぶつかり、ああこんなことなら先にプレミア価格でもなんでもシルバー事件から遊んどくんだったと思ったもののいまだメール便は届かない。『花と太陽と雨と』が終わったその次の日、ようやくシルバー事件は家に届いたのだった。夏の日のことだった。←やや省略
で、さっそく開封。そしてとりあえず取扱説明書を読む。ああ! あんのじょう操作系がなんか特殊だ。思えばこういうところに引いて買わずにいたんだった。痛恨事ではあるが、こういうキャッチーさに欠けるインターフェイスで世に送り出す方にも問題はあると思う(いささか恨みごと)。
まあそのへんはおいおい憶えることにして、そんなことよりもキャラクター紹介だ。またこの説明書、やたらと登場キャラクターがたくさん載ってるんだけど、さておきまず大事なのは名前だ。──お、知ってる名前がある! 『花と太陽と雨と』に出てきた名前だよこれ! 順序が逆なのはわかってるけど、しょうがないじゃないか。おお、この人が『花と太陽と雨と』ではああなるのか。……これ、ある意味じゃ僕にとっては『シルバー事件』のネタバレ?
し、しまった! 僕はこのキャラクターについていささかの情報を知ってしまっている!
これをゲーム遊んでない人向けにたとえで表わすと(←うざい)、連作シリーズの推理小説の2作目を最初に読んでしまったようなものだ。その2作目の中に「彼はあの忌まわしい事件で恋人を失う事となったのだった」とか書いてあったとする。そして2作目が面白かったってんで1作目から読んでみたら、その彼の恋人と言えるキャラがまるで死ぬ気配もなく元気に登場したとしよう。し、しまった! 君だってそう思うだろう。このキャラ、じき何らかの忌まわしい事件に巻き込まれて死ぬよ! 知っちゃったよ、おい!
そういう具合の、いや別に死ぬとかそういう話はたとえなんですが、とにかく『シルバー事件』で起きるであろういくつかの事態を僕は既に知ってしまっているのだった。ああ、こんなことなら先にプレミア価格でもなんでもシルバー事件から遊んどくんだった。
後悔先に立たずである。人はときにあやまちを繰り返すのである。語感がいいから言ってみたが文意と合っていないのである。
とにかくそんな感じで少々残念に思いながらも、とにかく遊んでみることにした。
あ、今日は説明書読むだけで終わりました。
【1】MORE
ぬぉーシルバー事件欲しい!
何故このゲームを今まで放っておいたんだ。後悔するぜコンチクショウ。
今やプレミアまでついているのか。
(2006.02.14 06:55PM)
【2】杉浦印字(サイトマスター)
いま現在Amazonだと中古で8980円、新品キズ有で12000円という冗談みてえなリーズナブル価格になっておりますコンチクショウ。
僕が買った時はいわゆるthe BEST版で2100円→4200円程度のプレミア価格で済んでたから(つっても倍額ですが)、もしかすると携帯アプリ発売の余波でさらに高くなってんのかなあ。僕とこはauなんで携帯バージョン遊べないわけですがコンチクショウ。
(2006.02.14 07:15PM)