1999.06.19(その他もろもろの話より)
有線泣き
考えてみると最近有線泣きをしていない。なんだその有線泣きって。本屋とかレンタル屋とかで、かかってる有線放送の曲にマジ感動して泣きそうになることを言う、と僕は勝手に思っているのだった。
さすがに涙が流れたことまではないが、けっこう目頭が熱くなることは、だいたい半年に一度以上の確率である気がする(*1)。曲以外にもその時の精神状態とか、店の雰囲気とか空気的なものもあるんだろう。その時猛烈に有線泣きして速攻でCDレンタルして家に帰って聴いてみるとそれほどでもなかったりするのも面白い。
一番印象に残っているのは、大槻ケンヂの『あのさあ』だ。当時オーケンはソロ活動の時期で、僕もソロ活動をしていた。というか、本屋の店員バイトをしていた。何がソロだ。レジ打ちをしながら初めて聴いた『あのさあ』は本当に美しい曲で、ちょっと泣きそうになったのだった。