2000.03.04(ゲームの話より)
PC-FX
世間的にはもう今日なんていったらプレイステーション2の発売日っていうことでフィバってます? フィバってますか。そうですか。僕はいらないんですよ。あ、でも過去のプレステのソフトのCD読み込み時間異常に速くなる(*1)のは魅力だよなあ。でもそれだけのために買うってのもどうなんでしょう。あまりにも金満ニッポンじゃないですか。あーていうか、要するに僕的にはいまのとこキラーソフト(*2)がないので。『電線』ちょっと魅かれるけどね。あと初期不良も恐いし。とか言いながらも、これだけ盛り上がってるPS2フィーバーに参加しないっていうことに少し残念な気持ちも味わいつつ。そんな時事ネタもおりまぜている今日このごろですが、ここは一発PC-FXの話をしましょう(最悪)。
PC-FX。プレステとかセガサターンとかと同時期に発売された、いまとなっては爆笑ハードですが、しかし思い返せば当時すでに爆笑ハードだったような気もしますが、だれしもあやまちはあります。
それにつけても思い出すのは、当時のファミコン雑誌とかに書いてあった発売前情報のことです。インタビュー記事だったと思うんですけど、えーとまずPC-FXってハード的にポリゴンをサポートしてないんですね。当時といえばバーチャファイターの人気が爆発していた頃です。炸裂していた頃です。スーパーファミコンでさえ『スターフォックス』で力ワザ的にポリゴンをサポートしていた頃です。あれはちょっとやりすぎだったかもしれない。そんな時期に、PC-FXはポリゴンをサポートしていなかった。しかし当時のえらい人 (適当) 答えていわく、「前もってワークステーションでレンダリングしておいて、大量に画像データを用意しておけば実質リアルタイム計算とかわりない。PC-FXにはそれだけのキャパシティがある」とかなんとか。当時でも「それは少し、問題が違うのではないか」と高校生の足りない頭で思ったものですが、今でもそう思います。で、いま僕が知りたいのは、あれが話をそらすための方便だったのか、それとも大マジだったのかということなんですが。
あ、今思いついたんですけど、いまごろのゲーム雑誌、それもできるだけ開発者インタビューとかが大量に載っているやつとっておいて、何年かしてから結果が出たあとに読み返すと絶対おもしろいと思う。こういうのって多かれ少なかれ、営業上ムリにでもビッグなトークをくりひろげないといけないんだから、それを結果論でバカにするのはどうかと思いますが、笑うくらいなら許されると思う。