2001.08.12(その他もろもろの話より)
8月8日午後7時52分
どうだっていいようなことを考えながら (武富士って入ったことないけどやっぱり店の中は例のCMのテーマがBGMになってるんだろうかとか、もしそうだったら店員はたまったものじゃないだろうとかそんな具合のどうだっていいようなことを考えながら) 歩いていたら、「平日!」って大きな声がした。たぶん高校生だと思うんだけど、自転車の三人組が「平日だってよ!」「平日?」「平日だよ!」って大声で確認しあっている。はじめ僕の耳がどうかしたんじゃないかと思ったけど、たぶん三人はマクドナルドの平日半額かなにかそういうものを買おうとしてるんだろう。
よりによって水曜日の夜7時だっていうのに、今日が平日かどうかわからないのはおかしいんじゃないかって思ってから、それは夏休み中だからだってことにしばらくしてからやっと気付く。夏休み中は曜日の感覚がないものだったかどうか、僕は憶えてないけどまあ多分そんなものなんだろう。
学生だった頃がずっと昔ってわけでもないのに、そういう気分を僕はすっかり忘れてしまっていた。少なくとも僕は小説家にはむいていないっていうことだろうとか考えながら歩いていると、誰かに呼び止められる。それは学生相手のキャッチセールスかなにかだった。いくらなんでもそれはできすぎだろうって思う。
ただ歩いているだけで汗が鼻のあたりを落ちてきて、夏休み中ってこんな暑かったっけ? とか思った。