2005.07.19(花と太陽と雨とより)
新しい朝が来た
さあ今日こそゲーム日記をいっちょう片づけてみよう。前回はプロローグといえる「ホテルにやって来るまで」について書いた。ここからはホテルに入ってからの話だ。
探し屋モンド スミオが探すよう依頼されたのは、空港にしかけられた爆弾である。空港テロである。依頼者はよく考えてみると特に空港と関係ないホテル『花と太陽と雨と』支配人である。……変な依頼。
とか思ってたら朝がきた。
ここまで読んで、ゲームを知らない人には文章がつながってないように思えるかもしれないが、本当に唐突に朝が来るのである。寝ていたのである。いつから? さあ? 電話のベルで目が覚めると、そこはホテルの一室だった。
モーニングコールで例の支配人(依頼主)、エドにたたき起こされてファ〜、眠いわ〜、眠眠打破とか欲しいわ〜、っつうくらいのダラけっぷりを見せたものの、そこはさすがに目覚めてフロントに向かうモンド。
と、思ったら部屋のドアが開かねえ!
ずいぶん冒頭からのつまずきである。冴えない主人公である。
と、思ったら部屋が呪われてる!
もはやつまづきとかそういうレベルではない。
隣の部屋にいるホテル付メイドの「スー」と霊媒師の宿泊客「ファントム・シスター」(すごい名前)の協力になってない協力のかいあってというかなくてというか、とにかくなんとか暗号入力で難を逃れた主人公(もちろん例のバーン、ジャジャーンの効果つき)。それにしてもスーとファントム・シスターはボケっぱなしコンビか。涼しい顔でボケっぱなしか。
とにかく部屋から無事に出られたからには、今度こそフロントに行かねば。そういや元々はそういう話だった。空港にしかけられた爆弾を探すんだった。
と、思ったら飛行機が爆発した!(END)
えー!?
は、話が全然広がってねえうちからゲームオーバーですかい! 空(スカイ)なだけに!←うまいこと言ったとは本人も全然思ってないので情状酌量の余地はあると思いませんか
と、思ったら白いワンピースの女の子が飼っているピンク色のワニが逃げ出した!
読んでる人はあっけにとられるかもしれないが、遊んでる僕はもっとあっけにとられているので察してほしい。
なんだか知らないがワニが逃げたのだ。場所はこのホテルである。主人公モンド スミオは不在である。
何この意味ありげでまったく意味のわからない挿話。
と、思ってたら朝がきた。
電話のベルで目が覚めると、そこはホテルの一室だった。
モーニングコールで例の支配人(依頼主)、エドにたたき起こされてファ〜、眠いわ〜、眠眠打破とか欲しいわ〜、っつうくらいのダラけっぷりを見せたって、コレさっきもやったじゃん! あれはなに? 夢? 一夜の? 幻? 飛行機爆発は夢だったけど、ファントム・シスターの存在は夢じゃなかったらしい(そして違うかもしれない)ことがいいかげんに語られ、この件は速攻でうやむやにされた。まあ、そういうゲームだし。
とにかく今度こそフロントである。
行かねばならないのだ、フロントに。
しかしそこには404号室に宿泊するステファン・シャルポニエ(ややこしい名前)の罠が待ち受けていたのだった──(次回に続く)
なかなか実際のゲーム進行に追いつくところまで行かないなあ。