2006.07.26(MOTHER2より)
家に帰るまでがMOTHER2です
ゲーム終わりました。正直いささかぬけがらのようになっております。あーなんだかなーもう今おもえば遊んでる時がいちばん楽しかったよなー(※普通)。
いや本当に遊び終わってしまいもうあの愉快だったMOTHER2に先が残ってないのって結構ショックだ。そりゃMOTHER3はもちろんありますが、そういうことじゃなく。
まあ最後の方なんで詳しいことは書きませんが、ラスボス的存在のアレが現われて、ええこんなデザインだったっけと思ったり、えーとアイツがいるということはまだあわてるような時間じゃない(スラムダンクの仙道)ということかと思ったり、いやほら前に遊んだ時のことを憶えてるからその辺は、でもそろそろあわてないとひょっとして全滅の危機に瀕してねえ?とか、ていうかこのボス超こええ! そして超つええ!とか、なんやかんやあったあげく、全滅一歩前でどうにか勝てました。前に遊んだときはもうちょっと余裕をもって勝てた記憶があるんだけど、装備が違ってたのかなー。
で、ラスボス戦後。どのRPGであろうとおなじみの宴じゃ、今宵は宴じゃ!的な空気(注:別に宴ははじまりません)。このときも各キャラの反応というか身のふり方をけっこう忘れてたり勘違いして憶えてたり。12年遊ばないでいるとこんなに記憶ってあいまいになるもんなのか。あのキャラと一緒にあそこまで行ったっていうふうに憶えてたんだけどなあ。他のゲームとごっちゃになってんのかなあ。
家に帰る。およそ世の中のすべてのRPGの最後は家に帰るか、新たな冒険が始まるかのどっちかなのだ。このゲームでは世界の大半は地続きになってるので、せっかくだから道なりに帰ってみることにする。瞬間移動的な手段はこの場合なんだか無粋な気がする。
バスに乗ったり歩いたりして家に帰る道すがら、この高揚感と全部が終わろうとしている残念な気持ちがないまぜになった気持ちが何かに似ているような気がしたけど、いまひとつ思い出せない。
途中に立ち寄った店の公衆電話で家にいる母親に電話をかける。当然ながら今までとは違うメッセージが聞ける。ああ早く家に帰らないとという気にもなるが、もうちょっとだけ寄り道をする。
初代『MOTHER』は間違いなく母親の物語だったけど、今回のMOTHER2は基本母親関係ない話だよなあ、なんてことをゲーム遊んでる最中は思ってました。MOTHERの続編だからMOTHER2、まあ魔竜との戦いの物語だった『ドラゴンクエスト』の続編がべつに竜あんま関係なくても『ドラゴンクエストII』なのと同様、MOTHERの続編だからMOTHER2でもおかしくはないか。とかいうふうに思ってました。
でもやっぱりそうじゃなく、家に帰って母親にただいまを言うまでがMOTHER2なのだ。いまの電話でやっと気がついた。さあ、家に帰ろう。
あ、最後になってこの帰路の気持ちが何に似ているのかやっと思い出した。
子供のころの修学旅行とか合宿とか、遠出してちょっとした冒険を終えたあとに家に帰っていくときのあの感覚だ。
さあ、家に帰ろう。ずいぶん久しぶりに家に帰ってくつろごう。
そうして、このゲームはゆっくりと終わっていったのだった。
【1】なおべぇ
この記事とは関係ないンだけど、分かりやすくて、面白いブログだぜぃ。たま〜に来るから、がんばって更新してちょ。好きなもので同じなのは「グフ」しかなかったけどさー。
(2007.06.16 12:11PM)
【2】まいきー
もう一年ちかく更新がありませんが
それでも楽しみに待ってます。
(2007.07.21 05:54AM)
【3】さとう商会
マザー2クリアおめでとうございます。(遅い)
3も面白いですよ〜。
いや面白いというか切ない、本当切ない!
個人差はあるでしょうが、一回クリアして、もう一回見たいイベントがあるからやろうかな、、と思っても、
いんや!あんなに切ない思いするくらいならやらん!!ワシャやらんぞ!
とためらってしまうレベルです、、、
や、面白いんですよ!。
(2007.08.11 12:42PM)
【4】まいきー
2年とちょっと経ちましたが
実はまだ更新を期待しています。
(2008.12.05 01:01AM)
【5】杉浦印字(サイトマスター)
そろそろ更新するよー!
いや、そのうち。たぶん。
(2008.12.05 07:41AM)