2000.01.14(PC関係の話より)
Webデザイナーの憂鬱(見るほうが)
雑誌『MdN』でWebデザイン特集をやってたが、読んでて腹が立ってきて破り捨てたくなってきたもののここは本屋だと気付いて(*1)すんでのところで思いとどまった。危険はいつどこにでもひそんでいる。それにしてWebデザイナーも馬鹿だが、それをもちあげるメディア(たいては活字メディアだけど)も、それを鵜のみにする連中も馬鹿ぞろいだ。彼らはWebサーファー(*2)がテキストリンクからさっさとジャンプするよりも、美しくて重たい画像で描かれたリンクボタンがゆっくりと表示されるのを待つと本気で信じてるんだろうか?(テキストリンクさえ用意されてないページなんて論外だ) Webページのルックスが優れているのは結構なことだが、彼らはそのページが読み込み中にどんなルックスになるのか考えて作っていると言えるだろうか? 100% 考えてない。考えているなら、あんなうざったい画像を貼りこんだり、表示に時間をかけたりするもんか。
もちろんいいページも中には、ある。画像の読み込み時間中にも退屈させない工夫をしたり、サーバに金をかけてロード時間を直接的に短くしたりといった努力をしているページだ。だけど、そんなページに限ってきちんと紹介されないのはどういうことなんだろうね?
あんなページをつくるWebデザイナーの方々やそれを持ち上げる人々は、もしかすると一般回線からWebにつないだことがないのかもしれない。一度も。それなら納得がいく。なにしろ連中は馬鹿ぞろいなのだ。