2000.12.15(ドラゴンクエストVIIより)
メガテン
けっきょく昨日はドラクエやりませんでしたよ。それはそれとして今日のタイトルは別にメガンテの書き間違いじゃないです。メガテンすなわち女神転生のことですよ。なんでも聞くところによるとスーファミ版『真・女神転生』がプレステでリメイクされるそうで。最近ゲームボーイ版ドラクエといいワンダースワン版ファイナルファンタジーといいリメイクばやりの昨今ですが、これでコンシューマ三大RPG(*1)が全部そろったことになるわけですな。だからどうってことはないんですが。まあ嬉しいんですけど。
真メガテンいいっすよ。頭おかしいもんあのシナリオ(*2)。特に外伝的要素が強くなった『if…』以降よりも、宗教色バリバリの正統『真・女神転生』シリーズがリメイクされるのは嬉しいことです。今度もオザワはふんどし一丁なのかなあ。嬉しいことです。
それにしても考えてみるとメガテンってドラクエと真剣に違うゲームですね。ファイナルファンタジーとかだったらドラクエと対比とかわりと簡単だと思うんですけど、メガテンって本気でドラクエと全然別の場所にいるから対比もできねえです。初代の真じゃない『女神転生』の頃から、あれたしかドラクエIIに近い頃の、世間的にはドラクエ風ゲームでフィーバーしてた頃のゲームだったと思うんですけど、深刻なぐらいドラクエとかぶってる場所少ないゲームでした女神転生。マップは3Dだしシナリオと呼べるものはほとんどないし。一応『ウィザードリィ』あたりを手本にしてたんでしょうか、今にして思うと。かぶってるという意味じゃ、むしろ『ディープダンジョン』とかとかぶってたのかな、あれ。なんか最初っからドラクエとか眼中になかったかのようなゲームのつくりがイカすと思う。実際なかったんでしょうし。
メガテンも今の『デビルサマナー』とか『ペルソナ2』あたりまでシリーズが進むとかなりくだけてきたというか、会話データも充実してきたしチュートリアル的な初心者にやさしいつくりも増えてきましたが、そのわりにいっこうドラクエっぽさがないというか、実際考えてみると日本製RPGでここまでドラクエの影響受けずに進化してきたゲームって異常っていうか。そこにある種の開発者魂を感じることができてほれぼれします。それも反ドラクエとかじゃなく、ふつうに作ったらたまたまドラクエ的じゃなかったという雰囲気の。というかやっぱり頭おかしいよこのゲーム! 何考えてゲーム作ったらここまでドラクエ的じゃなくなるんだよ! スゲエ!
今回完璧にドラクエとかかわりない話で終わってますが。ちなみに現在の進行状況をあくまでもあいまいに書き記しておくと、砂を覆ったガラスを砕いたところです。あー、メガテン出るころにはさすがにドラクエ終わらしてないとなあ。とか考えながら。