人生: ゲームを途中でヤメることについて

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2001.01.09(ドラゴンクエストVIIより)

ゲームを途中でヤメることについて

 昨日の日記を読んだ人から聞いたんですが、僕は例の大失敗がもとでどうやらストーリーの展開順序けっこうズレてるらしいです。あーそれはまあそうだろうなあ。
 まったくもってここのところの僕はヘナチョコだった。行くべきところに行っていないのもそうだが、疲れただの何だのですぐドラクエ遊ぶのをやめたりするあたりが実にヘナチョコだった。そして今日もまたヘナチョコなのだった。とりあえず昨日判明した例の場所に行ってみたところある物品が必要になり、あーあの石かあとか思いつつ行ってみたらあんのじょう町の人の話す内容が変わってて、全員に聞くのも大変だし今日はここまでと思って終了したのだった。総プレー時間つごう5分くらいだった。これはなんというヘナチョコっぷりだろう。もはやヘナチョコ雑貨店といった様子。言葉の語呂だけで喋っていますけど。それはまさにヘナチョコの国の王子様といった風情さえただよっていたという。

 これはある種の危機だといえます。こういう流れでゲーム途中で止まってしまうという例は数多いです。あー今日は疲れてるからまあいいやとか思ってやらない日が1日すぎ2日がすぎ、ついに10日がすぎたころにはコントローラーに触るのもおっくうになっているという。そしていつしか新しいゲームを買って、ドラクエのCDはケースにしまわれ、それがわたしたちの最後に見た彼の姿でした (朗読) 。そんなパターンは実によくある話です。正直ヤベエとか思いますが、それというのもドラクエ楽しいからで、疲れたとかいう理由でヤメるのってすげえもったいないと思うわけですよ。やめたくないなあドラクエ。楽しいしなあドラクエ。でも疲れてるしなあ今日。とかいう葛藤。
 個人的にはまあいくら休んでても、週末とかでヒマができたらさっそくやるんで比較的問題ないんですけど、でも明日はやっぱやりたいですよドラクエ。むしろやりたいですねドラクエ。だってアレだぜ? 例のあの石がその真価を発揮しそうだし、それはつまり例の人がその真価を発揮するんだかしないんだか何しろあの人だしそんな具合だし、そうなってくると例の塔とか行くんですかね、いやマジ例の塔ですかねとかいう展開だし、そうなるとついにアレか、あの人の登場か、とかいう予想だしで、実際スゲエ楽しみなわけです。
 あー前も書いたけど、今回のドラクエってこういう「新展開を目前にしてゲーム終了する」ことが多くて、それで前書いたときは、100時間ずっと毎回新展開を目前に終了になるところがスゲエ、とか書いたんですけど、これある意味逆なのかもしれない。
 プレー時間100時間もあるゲームだったら、毎回新展開を目前にしてゲーム終了してるくらいじゃないと途中で飽きてヤメちゃうじゃないですか普通。むだにダラーッとした時間が流れたりすると、それでちょうどその時に疲れてたりすると、もうその日はプレーしないで1日すぎ2日がすぎ、それがわたしたちの最後に見た彼の姿でした (朗読) 。そんな具合になるんじゃないですかね。というか、なりますね。それは大いになるね。経験上。
 実際総プレー100時間のゲームでこれだけ新展開がたたみかけるゲーム信じられねえって思ってましたが、そうじゃなくてむしろ総プレー100時間だからこそ新展開がたたみかけるべきだったのかって、なんかある種発見した気分ですよ。

 そういう訳で今日は発見もあったし、すがすがしく寝ます。明日の新展開を夢見ながら。あ、なんかこれキレイな締めじゃないですかね? マジキレイな締めっぷりじゃないですか?

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