2001.11.30(その他もろもろの話より)
Tが追ってくる
「偶然自分と同じTシャツを着た人とすれ違う」決してたいしたことではないはずですが、どうしてこんなにもイヤなんでしょうか、これ。
いや、そういう話をしたいんじゃなかった。
いくらなんでも11月の終わりにTシャツの話題はないんじゃないだろうか。
そういう話でもない。
問題は確率だ。
世間には多くの種類のシャツが出回っているが、たとえば店一軒においてあるシャツの種類なんて、こう、数えきれないほど多くはないはずですよ? つまり複数の客が同じシャツを買う可能性はそれなりにあるはずです。ないはずはないでしょう。で、同じ店に行く客同士っていうのは行動範囲も重なるわけだから、ますます「同じシャツを買った同士」がすれ違う可能性は高まる理屈です。
それにしては、人はめったに同じシャツの人とすれ違わない。
ここだ。僕が気になるのはここだ。おかしいんじゃないのか。同じクラスの中に誕生日が一緒という二人がいる確率は90%近くだとかなんとか聞く(*1)。なのになんだこの同じシャツの少なさは。
そりゃ確かにシャツなんて脱ぎますよ。脱ぎ捨てて洗いますよ。乾かしますとも。しばらくはタンスの中ですよ。だからって、多少はすれ違ったりしてもいいんじゃないのか。
まあ、すれ違ったところでイヤな気分になるだけなんだけど。