人生: ねじ式 (ある意味)

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2002.03.04(PC関係の話より)

ねじ式 (ある意味)

 ダリー。

 このまま今日は書くのをやめようかと今本気で思いました。物凄いリアルに。
 いや最近調子に乗って手持ちのCDをリッピングしてたら楽勝でハードディスクの残り容量が60MBとか言い出してさすがに笑えなくなってきたので、内蔵ハードディスクを増設してみたんですよ。
 それで予想すらしていなかったトラブル (店についた瞬間に接続方式を確認していなかったことに気づく、そもそもハードディスクが売り切れ、接続する前にまず部屋を片づける必要が出てくる、筐体を開くために外したケーブルがゴチャゴチャになる、外したネジがどこかに転がっていく、ジャンパーピンの解説が英語なのでいまひとつ意味が分からない、取り外したハードディスクと取り付けるハードディスクがごっちゃになる、ためしに接続してみたらやっぱり逆だった、外したネジがまたどこかに転がっていく、接続してみたが起動しない、接続しなおしたら起動はしたが認識しない、認識はしたが再起動したらフリーズ、2時間かけてバックアップデータをリカバリーした直後イニシャライズし直すために再フォーマット、大量のショートカットのリンク先が消失、ついでに整理しようと捨てたデータがよく考えたら必要だった、等) をダグラス・アダムズの小説ばりに怒濤のような勢いで経験して、順調に行けば1時間で終わる作業にまる1日かけたようなそんな具合で。
 で、その間中ずっと思ってたんですが、休日にこんなことやってたらだめですよ。心底思いましたね。これは男の休日ではない。むろん女の休日でもあるまい。「休日の過ごし方」として、「ケーブルだらけの筐体を開けてネジ等でなんか機械じみたものを付けたり外したり」っていうのは、どう考えてもだめです。ここにはカクテルグラスの入る余地が感じられない。別にカクテルグラスじゃなくてもいいんだけど。例えばこれが映画だったとしたらBGMにしっとりとしたジャズがかかりそうにない。むしろ適当なコント調のドリフ音しかかかりそうにない。そんな休日ではだめと言わざるをえない。
 だいたいこのデジタル時代の今どき、フタ開けてドライバーでガチャガチャやるのって古いじゃないですか。二十年前から何の進歩もしてないですよ。何がドッグイヤーだよ! ドッグイヤーなんて笑わせるワン!(*1) それで戌年のつもりかよ!(*2)
 もう実際ハードディスク増設なんてのは、ファミコンのROMカセットかますぐらいの簡単さでできる方が便利なわけですよ。なんかいかにも技術的に可能っぽいし。だからもうアレだね、そういう規格パーッと作っちまえとか思うんですよ、アメリカの大統領とかが(*3)。そんなんだったら僕とかも立候補しますよ! 「全ての国民に簡易な増設ハードディスクを」というスローガンの元、テネシー州などを遊説するわけですよ。うわあ票入らなさそう。(←最後になって正しいことを言う)

*1 ドッグイヤーなんて笑わせるワン

言ってることがおかしくなってきた頃合い。

*2 それで戌年のつもりかよ

何か間違えている様子。

*3 アメリカの大統領とかが

子供の発想。

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