人生: これまでのあらすじ

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2002.05.11(フロントミッションより)

これまでのあらすじ

 例によって金曜日休んだ。
 なぜか知らないが、金曜日はいつもダリーとか言いだして速攻寝たりするのだった。前のドラクエ日記のころからそうだ。そういうのが定番パターンだったのだ。必勝コースだったのだ。バッドエンド直行だったのだ。←それはなるほどだめだ
 で、今日は今日で朝から美容院行って目がショボくれて(*1)ちょっとフロントミッション的にはつらいものがあるのだった。いやマジで細かいフォント使ってるゲームなので、普通のゲームよりか目が疲れるんですよ。
 で、今日はとりあえずちょっと戦闘に入ってしかしうまいこと行かなくなって中途セーブしてやめたのだった。総プレイ時間5分くらいだった。

 だからといって書くことがないわけではあるまい。というか今気づいたけど、ここまでのストーリーをまったく書いていないじゃないか、この日記。これでは読者の人になにがなんだか分からないのじゃないだろうか。そこで今日は特別編として、これまでのきわめて大ざっぱなあらすじを、しかも未プレーの人に配慮して肝心の部分をぼかして書いてみるのだ。人間できることとできないことがあると思う。

 なんかハフマン島というところで戦争があって、ロイド (主人公) は……えーと、正式名称を忘れたけどアメリカ的な軍隊 (←だいなし) に所属して恋人カレンと一緒に作戦行動に従事するオフィスラブぶりを見せつけていたのだった。しかしドカーンとかなって (適当) カレンは死亡。ロイドはなんだかんだで傭兵になるのだった (ここまでオープニング) 。
 戦争の犬たちとしてオールバックグラサン (軍の雇い主) に言われるまま補給路を断ったり砦を突破したり掃討作戦を手伝ったりしてるうちに、なんかカレンにまつわる新情報 (これ以上は言えない) を入手したりして、ふと気付けば終戦協定。でもなんか終戦反対のテロリストがいるらしくて、僕らは今度はテロリストを追いつめてますよ? という日々。
 と書いてみたら、たった数分のオープニングと、十何時間くらいはやってるはずのゲーム中の描写がほぼ同じ分量ということに気付いた。
 そうなのだ。このゲームは (特に前半) ほとんどストーリーが進行しないのだ。そもそもキャラクターのセリフ自体が極限までに少ないのだった。一番よく喋るのはおそらく例のオールバックグラサンだ。それというのもブリーフィングで「これが今回の敵だ」的なことをべらべら喋るアレが比較的凄い文字量なのだった。むろんストーリーにはまったく影響しないのだが。
 他のキャラに至っては仲間になる前にこう、出会い的なシチュエーションがあってそこで……10言ぐらい喋るんじゃなかったっけ? その程度で終わるのである。その後だんまりを決め込むのである。おおむねそんな調子である。
 これがたぶん良いのだろうと僕は思う。
 このゲームでは無駄にだらだらした会話をしない。それがこのゲームのハードボイルド的なイメージを高めているのだ。いや、まあ想像では。
 変なギャグが入ったりしないし (まあ、滅多には)、不自然にドラマチックな筋書きがあったりもしない。そもそも喋らない。だからこそ、美人副官のナタリーが「あんな風に愛されてみたいものね」とかぽつりと言ったりする一言が重く響いたりするのだ。第一ほとんど起伏もなくひたすらに黙々とミッションをこなしていくあたり、実に戦争の犬っぽくてカッコ良いわけですよ僕的には。
 で、前半でそれだけ雰囲気をバッチリ作った後だけに後半の怒濤の展開が際立ってくるとか、まあそんな具合だったはずだ。記憶では。
 そうだ、その怒濤の後半に突入するキワに今入っているのだ。テロリストを追いつめているのだ。このテロリストが実は我々の知らないある重大な事実をつかんでいるのだ。以下次号。

*1 美容院行って目がショボくれて

パーマ等の薬品とか、明らかにふだん使ってないタイプのどぎつい整髪料の匂いで。

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