人生: 選手層の薄さ

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2002.05.13(フロントミッションより)

選手層の薄さ

 いよいよ急展開である。
 ゲームとしてちょっとギリなレベルで地味 (ウィザードリィとかは除く) にミッションを黙々とこなしていた我ら特攻野郎Aチーム (雰囲気) であるが、例のテロリスト集団のアジトを撃破して敵首魁をなんかこう、アレした(*1)ところ彼の口から思わせぶりな一言が!
 そしてまたたく間に、これまでなんつうか明らかにいわくありげだった某組織がやっぱり大変なことになっていることが判明。そしていかにもいわくありげだった某キャラクターがやっぱり深くかかわっていたことも判明。未プレーの人のために核心にふれない書き方をしていますが、こんな昔のゲームで隠すこともないんじゃないかとも思いますが、まあいいや。
 そんなこんなでこれまでいくつもそして細々と張られていた伏線が突然一気に機能して、大いにショッキングな真実が明らかになり、そしてえーとまあこれは言っちゃっていいだろう、ロイドが軍を離れることに! いやまあ1人では行かせないぜ的な展開でみんなついてくるんだけど。ズラズラと。
 とは言え、副官のナタリーや最初期からの部下であるキースとJJはチームから離脱。こう言っちゃなんですがどうせ後からまた仲間になるのはみえみえですが (これが2度目のプレーでなかったとしても) 、しかしこれは痛い。というのも、ナタリーもキースもうちのエース的存在だったので。
 ナタリーは副官というポジショニング上、主人公であるロイドとほぼ同じ装備をさせている。この装備というのが両肩にそれぞれミサイルランチャー、両手にはショットガンとマシンガンを一挺ずつというヤル気満点の重量級装備。しかもレベルを上げまくって遠距離・近距離両方イケるキャラに仕立て上げてまあいわば烈海王(*2)ぐらいには強くなっていたのだった。一方キースも遠距離攻撃に特化した見事なスナイパー (武器はミサイルだけど) となっておりこれまた愚地独歩なみの強さを誇る若手のエース。あとJJは、まあそれほどがんばって育てたわけでもないので鎬昂昇ぐらいに強かった。そんな具合のこの連中がチームを抜けるということは、すなわち最強死刑囚に勝巳1人で立ち向かうも同然。か、勝てねえよ!

 なにしろあの3人が抜けると大変だ。今まで二軍的存在でちょっと攻撃したら後にひっこんで、とかやってたキャラにがんばってもらわないといけなくなる。具体的にはアルダー (血気盛んなおじいさん) とイーヒン (ダメ弟) とポルンガ (燃える現地人) なんだけど。ちなみにさらに三軍的存在でもう戦場に存在するイコール死を意味するようなモーリー (そもそも仲間になった時のレベル低すぎおばさん) とかもいますが、ぎりぎりこいつは使わずにすんでいます。
 そんな死出の旅路的な状態でドッカンドッカンやってたわけですが、まあ悲惨な状態になりながらもどうにかステージクリア。今度は謎を解く鍵を見出さんとばかりに比較的あてのない行軍に出動しようとしています。

*1 アレした

別に隠しているわけではなく、今思い返しても別に捕まえたとかではなく、いやでも勝ちはしているんだけど、どういう状態なんだろうあれは。

*2 烈海王

今回、『バキ』読んでないと意味のわからないたとえが頻発していますが、わからなくても問題ないです。

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