2002.08.15(スーパーマリオサンシャインより)
恐怖の報酬
まあここ1週間というもの風邪で体調激悪でなんていうか『ぼくのDEATHやすみ』が勝手に起動しかねない勢いでしたよ。危ういところでしたよ。デンジャラスですよ。それは神心会のデンジャラス・ライオンと遜色ないくらいのデンジャラスさでしたな (すごいのかどうかわかりにくい) 。ここでそんな僕を救ってくれたのがマリオサンシャインでとかなると話はキレイになるんですが、もちろんそんなはずもなくゲームに手もつけられないほどに突っ伏してました。布団などに。で、久々にマリオをサンシャインったわけですが。
何から書いたものだろう。例によっていろんなことが大量にあって、まあいちばん端的なことを書くとすれば、新しいステージというか場所が2つほど出現した。
いったいどれほど先があるんだこのゲームは。
とも思うんだけどその一方で林田さんの攻略(*1)によればわりと先は見えてきたという風情ではないだろうか。いちおう自分の遊んだステージより先の方は、漠然としか見てないのでちゃんとしたことは言えないのだけど、たぶんそうだ。あと、拠点の街の前々からなんとかしたくてしかたなかったあの汚れもきれいになったし。
あとそうだ、これだけは言っておかなければなるまい、開発者の人とかに。前から言ってるけど、高いところから落ちる系は、えーと、もう、だめだ! もちろん開発者の人にはあんたスゲエソフト作ったよ、いわばミスタースゲエソフトだな! と笑顔で握手の手を握りたいですよ。両手で。葉巻で。それは嘘じゃありませんが、しかしその一方で、でも一度だけでいいから殴らせろと、さだまさしの『親父の一番長い日』が裸足で逃げ出すほどに同じくらい音高く殴らせろと、『走れメロス』が泣いて謝るほどに、まあそんなことはどうでもいい。
とにかく高いところから落ちるアレ(*2)はだめだ。怖いもの。別に僕は自分が怖いからといって開発者の人を殴ろうとかそういうことを言ってるわけではなく、全国のチビッ子のみんながスーパーマリオの音楽とマリオの「ひょわあわわわわ」という情けない悲鳴(*3)に深刻なトラウマを抱えたりしないかって、まあそんなことはどうでもいいんだけど、とにかく怖いんだよあれは! 僕だけだろうがなんだろうがとりあえず殴る! 乱暴者! 愚連隊! そんな感じで!
だってあのス音、やってる最中の手のひらにじんわりかく汗の量が尋常じゃないですよ。人間ってこんなに手のひらから汗流れるんだーとか感心しちゃいましたよ僕は。
とかなんとかそんな恐怖と戦った結果道も広がり海だ山だリゾートだと大忙しの、まあ、僕ではなくマリオ。若干うらやましさも感じつつ、でもまあ暗いところで窒息しかけながら助けてるはずの相手に殺されかけたりしてる(*4)し、マリオも色々大変だ。
そして僕は新たなステージを夢見て今日もシャインを集めたり、あとその最中にまたス音ステージに行っちゃって「こ、これを突破しろっつうの!? それは遠回しな死の宣告か!?」とか叫んだりするのだった。