人生: お荷物ども

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2004.07.11(ドラゴンクエストVIより)

お荷物ども

 今の状態をざっくりと説明すると、魔法につつまれた町(魔界都市新宿のようなものだろうか)で起こる一連のイベントを終えたところですよ。
 ここではある人物の秘密が明かされるのだが、まさかそういうことだとは思わなかった。もっといいかげんな話なんだと思ってた。どっちかというとゲームが終わっても謎のままっていうか別に謎でもなんでもない単なる捨て設定なのかと思っていた。
 そういった具合に衝撃的な新展開を見せているんだけど、それはそれとして例によって次にどこ進めばいいのかわかんなくなり、占い師に聞いてみたものの要領をえないことはなはだしい回答しか返ってこず、というかあの占いを要約すると「オレにだって……わからないことぐらい……ある」ということだったんじゃないの? そんな調子。こうなってしまえばあとは自分用マップの「謎」マークがついた場所に適当に旅立つしかない。まずは町ということしかわかっていない(なぜなら町だったから、そして中に入ってはいないから)、あの場所だ。うかつにダンジョンとかに入っちゃうと、なんか敵がウジャウジャ出てきてレベル格差とかでたいへんなことになりそうだからな。←弱腰

 その途中、つまり前回のヒキから今回に至る間に経由した、ぼかして書くと海に関係のあるダンジョン。あれがけっこうキツかった。なんだかんだで3時間くらいかかった。それは僕が悪いといえば悪いんだけど。なにしろ主人公が「まほうつかい」だったので。
 主人公が魔法使い。そう書くとちょっとしたハリポタだが、そんなのんきな状況ではない。うちのパーティーでは本来主人公はハッサンと並んで肉弾戦担当であって、魔法なんか使わず己の剣と度胸ひとつで立ち向かうタイプなのだ。だいたい、魔法ってどの場面でどの魔法を使えばいいか考えるのが大変だし(本音)。
 で、4人パーティーの職業構成もそういうことを前提にしてあるのだ。簡単にいえば
 肉弾戦担当(せんし、ぶとうか、他):主人公・ハッサン
 魔法・補助担当(そうりょ、まほうつかい、他):ミレーユ・バーバラ
という具合である。
 ここで主人公の職業を「まほうつかい」にしてしまうと、当然パワーバランスは大きく崩れる。敵にまともに大ダメージを当てられるのがハッサンひとりになるのがおわかりだろう。
 おかげで大変なんだけど、そうは言っても「ゆうしゃ」にするためにはこのへんの基礎職業をマスターにしておかないとどうしようもないわけで、いわばこいつは辛い下積み修業期間なのだ。
 おまけに途中なまじっかミレーユが最強レベルの攻撃魔法ベギラゴンとか憶えちゃったからいっそう大変。ベギラゴンったらそりゃ強いけど、かわりにMPも物凄い勢いで消費するのだ。それをあのアマ、先のことも考えず連発しやがって。アンタはMP尽きたらいないも同然の人なんだからもうちょっと節約してくれないと! いや、悪いのはどう見てもオート戦闘にまかせっぱなしにしてる僕なんですが。どの魔法を使えばいいか考えるのが大変だし(本音)。
 そんなわけで「せいけんづき」と「がんせきおとし」を巧みに使い分ける技巧派パワーファイターのハッサン、回復の「ハッスルダンス」と全体攻撃の「いなずま」で守備によし補助によしと大活躍のバーバラ、あとなんか知らねえけどいるのかいないのかわからない主人公とミレーユ、というきわめてバランスの悪いパーティーがここに誕生したのだ! 誕生しない方がよかったのに。
 だが、そんな苦労とももうおさらば。主人公がやっと「まほうつかい」マスターになって、肉弾的な職業に転職できるようになりました! 転職万歳!
 さて、ミレーユをどうしたものやら。

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