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2005.07.01(キャプテン・ラヴより)

理解できないけど言っときたい

 ふと思いついて「ギャルゲーなんてやってみちゃどうだろう」と言い出したのがついこの間
 とはいえギャルゲーについての知識が「『後夜祭』のキャラクターデザインが美樹本晴彦だったけど、ギャルゲーと美樹本キャラってむしろ食い合わせ悪くね?」とかいう今さら死体に鞭打たなくてもレベルの非常に偏った知識しかない僕のこと。正直どのゲームを遊んでいいものかわからない。少なくとも『後夜祭』はないと思うが。
 そこでコメント機能で読者諸兄のおすすめギャルゲーを募ってみたものの、『ときめきメモリアル Girls Side』とか『ワルキューレ』の伝説か冒険か、ってそれ全部ギャルゲーじゃないし! このサイト読者の総力を結集した結果がこれだというのか。僕はただライトノベルみたいなKOIしたかっただけなのにこの仕打ちか(勢いにまかせて言っているがそれもどうか)。どうやら貴様達に任せた私が間違っていたようだ(一度言ってみたかった言い回し)。
(※なおこの後に、ちゃんとギャルゲー然としたギャルゲーのおすすめもありましたが時間軸上ではまだそこまできていません)
 そこで総統たる自分おん自らゲーム屋さん等でリサーチしてみた結果、よく分からなかったであります、サー!(総統だったはずなのに)
 ぶっちゃけた話どれが傑作でどれが駄作かなんてパッケージ見ただけじゃさっぱり分かんねえ! そりゃまあ他のジャンルでもゲームなんてそんなものではありますが。そしてなんだかんだ言って五千円台を余裕で上回る値段にも結構引いた! そりゃまあ他のジャンルでもゲームなんてそんなものではありますが。
 じゃあってなもんでいわゆる「THE BEST」的なある程度売れてるし価格もお安い、くだいていえば在庫処分ゲーム(くだきすぎた)の棚を見たら、これがギャルゲーって全然ないのね。それともあれはたまたま売り切れてたのか。
 あと今書いてて思ったけど、ギャルゲー普通に知ってる人から見たらこのへんですでに間違った認識が多発してて身悶えているような気もするんだけど、まあいい。これはギャルゲー初心者の偽らざる心情を謳った記録なのだ。それにしてもこの日記、いつになったらゲームを遊ぶところまで話が進むんだ。

 そんなこんなで見つけてきたのがこの『キャプテン・ラヴ』(中古)だ!←がっかり
 いやがっかりするのはもうちょっとだけ待ってほしい。なんでも聞いた話じゃこのゲーム、基本的にはそりゃ頭に「キャプテン」が付いてる時点でアレですが、「ラヴ」も付いてるだけあってギャルゲーとしても光るものを持っているとか。聞きかじりの知識。
 そんなギャルゲーにあってギャルゲーにあらず的な存在のこのゲーム、ならむしろギャルゲー初心者の僕とかにはアリなんじゃないのか。からめ手から攻めるがごとく、キャプテン要素で食いつかせておいてラヴ要素にすんなり入っていったりとか、そういうウマい話がころがってたりはしないだろうか(溺れる者がつかむにはひどく細いワラ)。雑君保プ先生(*1)がキャラクターデザインしているという時点で無駄に僕を惹きつける要素はあるし。
 OK、とりあえず説明書を読んでみよう。もう買っちゃったものはしかたないし。←言っちゃったよこの人
 そこで僕が見たキャプテン・ラヴ取説の世界は、なんかもうとんでもないものだったのだ。
 「むてき! 正義の論撃パワー!!」とか書いてあるパケ表紙の段階でどうかと思ってましたが、なにかただごとではないワードがガンガン攻めてくる。
 いわく「愛の共産化」! いわく「ラブラブ党」! いわく「主人公はなぜかモテモテ」! 「ラブラブ党入党アンケート」! 「ラブラブ党員10ヶ条」! 「論撃バトルシステム」! 「尊敬する人:夏木ゆたか」! 「ラヴ・巻き」! 「アルバイト紹介所では雑君保プ直筆の4コママンガを見ることができます」!
 だ、だめだ、これ一体どんなゲームなんだか想像がつかねえ!
 ていうかこれがギャルゲーなのか?(違うと思う) こういうものがギャルゲーなのか!(断固違うと思う)

 長くなったんで実際にゲーム遊ぶ話は次回に回します。

*1 雑君保プ

(ざっくん・ぽっぷ)ゲーメスト出身のマンガ家(←そう書くとなんだかつらいね)の人で、ものすごくゆかいなギャグを駆使される。代表作『そして船は行く』。素直な意味で面白かったけど、まあ、打ち切られちゃったのもわからないではない。そんな漫画。
 

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 匿名上等・あいさつ不要・タメぐち有りというルール無用の残虐ファイトがまかり通る悪夢のコメント欄。そこでは管理者の「なんかノリが合わねえ」の一言でコメントが削除される恐怖政治が横行していた。
 その時、この地獄の地にあえてコメントを投稿する恐れ知らずの猛者が現われたのだ! いや、あなたの事ですよ?
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