人生: がっかり日記

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2005.07.23(花と太陽と雨とより)

がっかり日記

 売ってない。
 なにがって、『シルバー事件』が。
 いやあ『花と太陽と雨と』もやっぱり面白い以上、これはさらに前作にあたる『シルバー事件』も遊ばないとウソでしょってんで探してるんだけどさすが初代プレステ用だけあって売ってないのこれが。
 行動範囲周辺の中古屋を地道にめぐってるんだけど、一向に見つかる気配がない。
 なんつうか、中古屋をめぐって結局見つからないのって、ものすごく純粋に徒労ですね。徒労、TK RAVE FACTORY風に言えばtroですね(それはどうか)。ただ行ってただ帰ってくるだけか。なんだこの生産性のなさは。
 いつもならこういう時は足で探す苦労よりも、多少値が張っても手軽なネット中古通販を選ぶところだが、ネット通販だとプレミア価格ついてるのでさすがに手を出しづらいし、今回は近所の中古屋で手に入る見込みがあったのだ。あったはずなのだ。あった気がするんだけどなあ。
 記憶があるのだ。中古屋に『シルバー事件』置いてあったという記憶が。だが、どこの店だったかが思い出せない……あの記憶は、一体……まさか、そんな!? このような奇怪な事件は、決して珍しいことではありません(吹き替えの声で)。僕の記憶力はかなりいいかげんなので、単なる勘違いという可能性もなくはない。でも比較的最近の記憶で、どっかで見たような気がするんだよなあ。
 もうあっちこち回って、店員の態度が悪かったという理由で何年も行ってないあの店まで探して、これはもう夢で見たんだな、他にありえない。と自分を納得させかけたそんな矢先。ついに『シルバー事件』のパッケージを発見したのだった。
 「売り切れ」の札がかかっていた。
 ……思い出した。そうだ、このワゴンセールのワゴンの中で見たんだ。あのときも「こんな話題作がワゴンって珍しくね? ああ、でも売り切れか。つうか売り切れなのにワゴンに置いたままにしとくのって、どうだろう」と思い、その奇妙さゆえに記憶に残っていたんだった。やっと思い出した。
 結局、プレミア価格のネット通販で注文しました(がっかり)。

 そんな今日このごろであるが、もちろん遊ぶぜ『花と太陽と雨と』!
 いまのところだいたい1日1時間、1日2〜3話ペースで遊んでて、何時間もゲームに没頭できないタイプの僕にちょうどいいテンポでゲームが進んでいる。短いスパンの連続でサクサク進めるゲームというのは、集中力に欠けるゲーマーにとってことのほか楽しいものだ。
 今日といえばのっけからいつもとパターンが違う展開になり、えーとこれをゲーム遊んだ人にだけ分かるように説明すると灯台に関連したエピソードですが、おいおいこれはどういうことだと思っていると、ドギャーンつう効果音が鳴りそうなほど衝撃の展開になりました。
 え、ええ!? 何これ、ちょっと、おい!
 そしてワニ。
 そして再びいつものように朝が……って、なんか違う!
 なんということだ。衝撃につぐ衝撃だ。やられた。
 そうなのだ。こういうはめになるのだ。普通に考えれば。
 でももともとシュールな展開大アリのゲームだから、それはないだろうと気にもしていなかったのだ。その油断をつかれた。
 新しい登場人物が次々に現われるが、なんつうか、さすがにこの人たちを描写すると重大なネタバレになりそうな雰囲気がぷんぷんしてるんでやめておく。いよいよもって抽象的なことしか書いてない日記になってきたぞ。
 話はすごい勢いで急展開をみせ、こ、この盛り上がり方は尋常じゃねえな!とか思っていたのだが……。
 だが……。

 えーとね、まあ、結論から先に言うと、攻略サイトを見ました。
 いや、これでも努力はしたんだってマジで! 見てよこの苦労の跡を。ネタバレにならないレベルまで縮小しましたが。
メモ  こういう試行錯誤をメモ帳に何枚も書いてがんばったんですよ僕的には。ゲーム遊んだ人ならだいたいあの場所だなとわかってもらえると思う。
 けどなー。あれはちょっと難しくないか。好きなゲームについて苦言めいたことを書くのは本意ではないが、答を知ってから考えるにあれはプレイヤーの誘導がうまくできていなかったのではないか。ゲーム遊んでない人にはなんのことかさっぱりでしょうが、僕はあのシーンに関してだけは攻略サイトというか、ヒントは見てもバチは決して当たらないのではと思う。
 とはいえそれもこれも答を知っているから言えること。
 攻略サイトを見るまでについやした脳の労力、そして時間、そして攻略サイト見ちゃったら負けじゃねえのという苦悩。
 なんだかがっかりしながら、いいかげん時間もかけすぎてしまったので今日はゲームを終えたのである。ああ、今日はこんなのばっかりか。厄日か。前回も似たようなことを言っているが。  

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 匿名上等・あいさつ不要・タメぐち有りというルール無用の残虐ファイトがまかり通る悪夢のコメント欄。そこでは管理者の「なんかノリが合わねえ」の一言でコメントが削除される恐怖政治が横行していた。
 その時、この地獄の地にあえてコメントを投稿する恐れ知らずの猛者が現われたのだ! いや、あなたの事ですよ?
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