トランスフォーマー1999: Fortress Maximus フォートリス・マクシマス

鉄の靴  > トランスフォーマー1999  >  1987年版  > Autobot Headmaster オートボット軍ヘッドマスター部隊  > Fortress Maximus フォートリス・マクシマス

Autobot Headmaster オートボット軍ヘッドマスター部隊 ▼解説

Fortress Maximus フォートリス・マクシマス

[画像]

語源:極大要塞(fortress maximum) のもじり

Headmaster Leader(ヘッドマスター部隊長)

「戦いに備えよ。そして平和を求めるべし」

パワー 10知能 10スピード 10持久力 9
階級 10勇気 10火力 10技能 8

 雄々しくも勇猛果敢、強力無比の戦士。しかしその心中に燃えるのは平和への熱い思いなのである。あらゆる暴力は最も無価値で逆効果でしかないと信じる彼にとって、そのパワーを振るうのは必要に迫られた時に限られる。
 戦闘基地形態・都市形態に変形し、2基のレーザー誘導迫撃砲を脚部に装備。熱追尾双発レーザーブラスター、核融合光子ライフルを持ち、通信・探知・修理機器をもそなえる。
 コッグへと合体する2台の武装車輌ガスキットとグルミットを制御。頭部はネビュランの指導者スパイクと結合関係にあり、半独立して行動できるセレブロスに変形する。

ロボット ⇔ 都市 ⇔ 戦闘基地(グレー)

日本名:フォートレスマキシマス(原名の日本語風発音)

Grommet グルミット

語源:はと目金 (grommet) ※電線などの絶縁に使うゴムパッキン

輸送車(青)

日本名:グロメ(原名のローマ字読み及び短縮)

Gasket ガスキット

語源:ガスケット (gasket) ※シリンダー等のつぎ目を埋めるパッキン

ロボット ⇔ 輸送車(グレー)+ 輸送車(青)

日本名:ガスケット(原名の日本語風発音)

Cog コッグ

語源:歯車 (cog)

ロボット ⇔ 輸送車(グレー)+ 輸送車(青)

日本名:コグ(原名の日本語風発音)

Spike スパイク

語源:〈男性名〉スパイク (Spike)、大釘 (spike)

ロボット ⇔ セレブロスのヘッドマスター

日本名:セレブロス
※日本版ではスパイクがストーリーに登場しないため、この「セレブロスのヘッドマスター」に「セレブロス」という名が与えられている。

Cerebros セレブロス

語源:〈接頭語〉大脳〜 (cerebro-) のもじり

ロボット ⇔ フォートリス・マクシマスのヘッドマスター

日本名:フォートレス(合体後の名前「フォートレスマキシマス」の短縮)

コラム:最後のアニメシリーズ『リバース』とは?

 アメリカでアニメ版第4シーズンにあたる時期に、3話シリーズで放映された特別編、それが『トランスフォーマーズ:リバース』だ。
 ストーリーはホット・ロッドらオートボットの一隊 (TV版ではおなじみの地球人スパイクとその息子ダニエルもいる) を中心として、地球から遠く離れたネビュラス星での彼らの活躍を描いている。
 敵はロード・ザラック率いる悪のネビュラス星人部隊ハイヴと、彼らと結託したディセプティコン軍。ネビュラス星人は自らをヘッドマスター化・ターギットマスター化させることでトランスフォーマーと合体、パワーを増大させる技術を持っていたのだ(ネビュラス星人と地球人は構造が似ているのか、ダニエルやスパイクも同様にヘッドマスターになる)。
 そしてヘッドマスター・ターギットマスターの戦いは地球・サイバートロン星を巻き込んで拡大。ハイヴの巨大要塞スコーポノックとガルバトロンの攻撃で一時はあわや太陽爆発の危機となるが、窮地に駆けつけたフォートリス・マクシマス (合体したスパイクとセレブロス) によって陰謀は阻まれる。この戦いによってディセプティコン軍は敗退し、物語はひとつの結末を迎えることになった。
 基本的にアメリカのトイ展開もこのストーリーに準じているが、地球人のスパイクがネビュラス星人の指導者になっていたり、この後も戦争は終わらず続々新キャラクターが登場したりと、アニメ版の後日譚という面もある。

 ちなみにここではわかりやすく「ネビュラス星人」と訳したが、原語では "Nebulan"。「〜星人」とは微妙にニュアンスが異なるので、テック・スペックでは原語に忠実に「ネビュラン」と表記している。「ネビュラ (nebula)」とは「星雲」の意で、ネビュラス星の名はそのもじりである。
 またヘッドマスター・トランスフォーマー間の合体関係にある状態を "binary-bonded(バイナリ=ボンデッド)" と言うが、これには適訳がなくかといって「バイナリ=ボンドした」と書くのも興ざめなので、意訳して「結合関係にある」と表現している。
 バイナリ(binary)は「一対の、二種の、2つを混合した〜」等の意味。ボンデッド(bonded)はずばり「結合した」という意味を持つ。

▼原文を読む
2005.07.01 記録

 « 「トランスフォーマー1999」トップページに戻る

コメント

【1】匿名希望

>TV版ではおなじみの地球人ダニエルとその息子スパイクもいる。

ダニエルとスパイク、反対になってますよ。

(2008.03.06 01:20AM)

【2】杉浦印字(サイトマスター)

あははははは。いつも間違えるんですよこの2人の名前。
「ダニエル」の方が「スパイク」より響きに重みがあるような気がするのは僕だけでしょうか?
あわてて修正しました。

(2008.03.06 08:02PM)

▼コメントを書く

 « 「トランスフォーマー1999」トップページに戻る

「トランスフォーマー1999」から検索

「トランスフォーマー1999」RSS配信中

RSS 1.0 RSS 2.0 ATOM FEED RSD 1.0

(RSSの意味がわからないときは、気にしないのが一番です)