ファミコン通信の虜: 1986年8月22日号(第5号)

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今回のテーマ

BIWEEKLY
ファミコン通信
1986年
8月22日号(第5号)

ファミコン通信の虜
2000年10月17日 更新

ディスクの徒花、DOGを君は憶えているか!
セガマークIIIはこの時何を……?


この号のファミ通TOP30

第1位

魔界村

第2位

スーパーマリオブラザーズ

第3位

スーパーマリオブラザーズ2(ディスクシステム)

第4位

スーパーチャイニーズ

第5位

ドラゴンクエスト

 初代『スーパーマリオ』が新作『マリオ2』を押しのけて、いきなりの第2位浮上を果たしている。これはつまりみんな「やっぱりスーパーマリオは『1』だよな!」とか気付いてしまったのだろうか? もっとも『2』はディスクシステム専用というハンデがあるので、一概にそうとも言えないのだが。

この号の読者が選ぶTOP20

第1位

グーニーズ

第2位

グラディウス

第3位

ゼルダの伝説(ディスクシステム)

第4位

ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境

第5位

スーパーマリオブラザーズ

 5位以内のランク変動は穏やかだが、『ドラクエ』『魔界村』がそれぞれ6・9位につけている。新作『スターソルジャー』も15位にランクイン (売り上げも6位) と健闘。高橋名人の存在を天下にアピールする連射命シューティングゲームだったが、それだけにネームバリューは絶大だった。

この号の特別企画

創刊記念大プレゼント 第4回当選者発表

 「パート2」の方は前回で終了したが、こちらのプレゼントは5号連続企画で、あいかわらずの当選者発表である。それにしてもこう続いてくると、『コスモジェネシス』20名にプレゼントされても当たった方は嬉しいのか? ファミ通Tシャツよりはいいのか? 500円で書き換えできるディスク版『謎の村雨城』が当たって損した気分にならないのか? 等の疑問も湧いてくる。


魔界村 (永久保存版)

 「永久保存版」と大仰なタイトルがついてはいるが、要するに別冊攻略付録である。この後しばらく「永久保存版」シリーズが続くことから、どうやらファミ通の特色としてその名前を押していきたかったことがうかがえる。が、なにぶん結局のところ攻略付録だったわけで、そのうち「永久保存版」のシリーズ名は忘れられることになるのだった。


『ワルキューレの冒険』必勝ハンドブック

 さっきの「永久保存版」と違って、比較的軽いタッチで序盤〜中盤を攻略していた、と思う。歯切れが悪いと思うだろうがそうとも筆者はこの頃の付録を紛失しているのだ。今までの付録について解説がなかったりするのもそういう訳だが、だからと言って君の人生に何の不都合がある?

この号からの新連載

ファミコングッズ通信

[画像] JOYRADOR  タイトルの通り、ファミコン関係グッズの紹介記事。昨今ぐっとその数も減ったが、伝説の『スーパーコントローラー』『ジョイボール』等々、当時はどこかうさんくさくもナイスな周辺機器が多かったのだ。
 第1回の紹介は、おなじみ『ジョイボール』と共通のネーミングになっているあたりがニクいHAL研究所の『JOYRADAR(ジョイレーダー)』。
 今となってはテレビとゲームマシンの接続といえばビデオ入力が常識だが、この時代はRF入力方式が当たり前。アンテナの接続を外してアダプターを介さなければいけないわ、しかもケーブルをニッパーでわざわざ「剥いて」やらないといけないわで、接続は異常に面倒くさかったのだ。しかしファミコン飢饉の続く一般家庭では、ハードを持っていない友達の家にファミコン持参で遊びに行く、ということも実際よくある風景だった。いや、筆者の回りではそうだったぞ。確かに。
 そこで登場したのがこのJOYRADAR。ファミコンに直で接続し、ワイヤレスでテレビに電波を送るというアメージングなアダプタだ。筆者は現物を見たことがないのだが、売れたのだろうか? さあ? 一説によると高出力すぎて隣家のテレビまで妨害してしまったとかいう話もあるが。
[画像] JOYRADOR  もう1点紹介されているのは『スーパーマリオブラザーズゲームDX』。あの『スーパーマリオ』のボードゲーム版で、発売はなぜかバンダイ。どうでもいいが、こういう物も「ファミコングッズ」の範疇に入るのだろうか?
[画像] JOYRADOR  ゲーム自体はいわゆるスゴロク式の、キャラクター物ボードゲームにありがちなアレを踏襲しているようだ。コマを飛ばして障害をクリアーするジャンプ台ギミックは変わっていて面白いが、他のコマやコインを倒してしまわないのだろうか?
 あと、それはそれとして、マリオのコマが妙に似ていないのはどうかと思う。


セガマークIII通信

 ファミコンのライバル機と (それなりに) 目されていたセガの『セガマークIII』のソフト紹介ページ。担当はおなじみ水野店長だ。
[画像] DOGロゴ  リード文には「いいのかなー、ファミ通にセガ通ができちゃって。ま、青少年諸君はあまり深いこと考えずに、楽しくいきましょーよね」とあり、クロスプラットフォームが当然の現代には考えられないような気遣いが見てとれる。しかもイラストカットにまで「責任は私がかぶります」と書いてある。
 少し解説をしておくと、当時のハード勢力図は「圧倒的シェアのファミコン」「その後を追うマークIII」「その他」という具合だった。その他というのは、スーパーカセットビジョンとか、……あと何があったっけ? そんな具合に細々としたものだったのだ。 [画像] ファンタジーゾーン  当時ファミコンは大人気だったとはいえ、「出せば売れる」という認識のせいでクソゲーの数も大量増加していた。かたやマークIIIは (サードパーティーを持たなかったので) ソフトの数こそ少ないものの、豊富なビデオゲーム資産を活かして唯一の「セガのゲームが家庭でプレーできるマシン」という地位を獲得。ファミコンといい勝負とまでは言わないまでも、評価はけっこう高かったのだ。製品のクオリティがおおむね一定して高かったことから特にゲームマニア受けが大変よろしく、なんつうかセガのファンの中にときたま見られる狂信ぶりというのはこのあたりに始まっているといえる。
 今回紹介されているのはアーケード版の移植作『ファンタジーゾーン』。今なお語り継がれる横スクロールシューティングの名作で、「ボム」や「弾よけ」の概念を発明したのはたぶんこのゲーム。マークIIIの能力を活かして、特徴的なファンシーな画面をうまく再現していた。

ファミ通この号のトピックス

ファミ通町内会
大ファミ少年コーン・ミステリー・スペシャル「配達された1通の手紙」

[画像] 「手紙」  企画の低迷しきっていた「大ファミ少年コーン」(ところで、このタイトル『狼少年ケン』のパロディなんですよ。気付いてた?) がいよいよ方向性を見失った。今回は今までと全く展開を異にしたスペシャル企画で、寄せられたある読者からの手紙がテーマ。「読者から」と言っても、明らかに編集部作ではあるが。
[画像] 「スケッチ画」  手紙の内容は要約すると「失踪した兄の行方を探してほしい。手がかりは兄から届いた手紙だけで、彼が今いる場所のスケッチ画が同封されていた」ということ。スケッチ画には『スーパーマリオブラザーズ』を3D化して「マリオの視点から」見た図が書かれている。この企画、単純に言えば読者に向けたクイズで、スケッチ画をヒントに『スーパーマリオブラザーズ』の何面かを推理するという企画なのだが、必要以上に写実的なスケッチ画や「オチ」のない展開など、妙にリアルでミステリアスな世界観が特徴。これは前回の「ファミコン版 あなたの知らない世界」でも見られた特色だが、何を考えていたのだろう。
 ちなみにこの次のページは「マリオ 愛の遍歴」と題して、ピーチ姫以前の「恋人」レディ (マリオの初主演作品『ドンキーコング』のヒロイン) との後ろ暗い関係に迫るという、かなり黒い記事。レディのヒモとして暮らした『ピンボール』時代、金めあてにドンキーコングを誘拐した『ドンキーコングJr.』時代を暴くという、マリオといえば子供のアイドルだった時代に書くにはそうとうギリギリの記事だった。すでにこの時期、ファミ通町内会は「子供向き」におもねることをあきらめているように見える。正しい選択ではあった。


ファミコン通信LETTERS伝言板
高校生にもなって、こんな本を買っててもいいのだろうか。

 大阪府、ペンネーム「とーこんJr.」からの投稿。何度もくりかえすようだが、本当に当時『ファミコン通信』は子供向け雑誌だったのだ。基本的にゲーム雑誌とはそういうものだったのだ。ただファミ通の場合、もともとスタッフの大半が『ログイン』のスタッフだったという事情もあってか、妙に子供向けらしからぬ展開を見せていた。しかし、当時の「子供」はどんな気持ちでこの本を読んでいたのか。少し気になる私ではある。


この号のトピックス+

ディスクシステムのあだ花「DOG」ここに発足!

新着ゲーム通信
DOG情報局開局!

[画像] 発表会の様子  7月14日、ある意味で歴史的な発表が行われた。ディスクシステム用ソフトウェア開発共同体「DOG」の発足である。ちなみにDOGとは「Disk Original Group」の略だが、なんだか変な英語だと思うのは筆者だけだろうか。
[画像] DOGロゴ  DOGの構成メーカーはスクウェア、マイクロキャビン、シンキングラビット、キャリーラボ、システムサコム、クリスタルソフト、エム・エー・シー (ハミングバードソフト) の7社。いずれもパソコンソフトでは有名どころのビッグメーカーで、これはと思わせるものがあったのだ。少なくとも7月14日の時点では。ちなみに実質DOGの指揮をとっていたのはスクウェアで、ソフトの発売元も同社。かなりアグレッシブなメーカーなのは今も昔も変わっていない。
 この一見将来がバラ色に約束されたようなDOG発足にともなって、ファミ通にも『新着ゲーム通信』内の1コーナーとして「DOG情報局」が新設された。くどいようだが、本当にこれはと思わせる話だったんだってば。しかし実際には開発の遅れやディスクシステム自体の衰退が災いして、目覚ましいヒット作を生み出すこともなくDOGは自然消滅していくことになる。


《このとき発表された発売予定タイトル》


リトル・コンピュータ・ピープル (仮題。正式タイトル『アップルタウン物語』…TXRさんの指摘で追記)

[画像] リトル・コンピュータ・ピープル  米国アクティビジョン社のパソコン (Apple II) 用ソフトの移植作。コンピュータ内の家に住む人間を観察するという、まさに「環境ソフト」の先駆け的存在だったが、それだけに練り込みが足りなく、異常に少ないイベント数のため1時間で飽きると言われていたある意味伝説のゲーム。ファミコン版ではキャラクターが中年男性から少女に変更されるというあざとい変更が行なわれていたが、焼け石に水だったようだ。


ディープ・ダンジョン (仮題。後に正式タイトルに決定)

 3D画面のダンジョン型ファンタジーRPG。意外なことにパソコンではアドベンチャーゲームメーカーとして知られたハミングバードソフトの制作だった。後にシリーズ化され、計4作が発売されている。しかし最終作『ディープダンジョンIV 黒の妖術師』はDOGではなくアスミックから、カートリッジでの発売。すでにその時期、ディスクシステムは大容量カートリッジにとってかわられていたのだ。


アドベンチャー・スペシャル (仮題)

[画像] アドベンチャー・スペシャル  本格アニメーションとアイコン選択方式のコマンド入力が特徴の、SFアドベンチャーゲーム。おそらく後の『水晶の龍 (ドラゴン)』のことだと思われる。このとき発表された画面写真では、スクウェアのパソコンゲーム『アルファ』の画面がファミコン用に描き直されているのだが、パブリシティ用に作られた参考画面だったようだ。


雷神 (RISING)(仮題。正式タイトル『亜空戦記ライジン』)

 SFアクションRPG。DOGのソフト中でも開発は遅れに遅れ、この制作発表から実に2年後の発売となった。「『ゼルダの伝説』タイプのゲームシステムで、メカニック描写に重点をおいたロボット物」が予定されていたのだが、完成時にはなぜかシューティングゲームになっていた。なんだそれ。


エクスカリバー(仮題。後に仮題『聖剣伝説』に改題…TXRさんの指摘で追記)

[画像] エクスカリバー  横スクロール画面のファンタジーRPG。シリーズ3部作の1作目と書かれているが、結局発売はされなかった。開発中の画面構成はパソコンゲーム『リグラス』に似ていなくもないが、真相は薮の中である。……ちなみに意外に知られていない事実だが、ファミコンRPGの隠れた名作『ミネルバトンサーガ』は『リグラス』の後継的作品である。さて、万一この『エクスカリバー』が『リグラス』に関連していたとすれば、『ミネルバトン』に至るまでの紆余曲折が感じられて、なんというか、こう、物悲しいものがあるのだが。
読者情報 不確かな観測はおいといて、TXRさんの指摘による確度の高い話をすれば、後年にはこの仮題を改題した仮題(ややこしい)『聖剣伝説』の名前「だけ」継いでゲームボーイ版『聖剣伝説 ファイナルファンタジー外伝』が発売されるというやっぱりもの悲しい結末を迎えている。さらに一説にはこの鬼籍入りした『エクスカリバー』が『ファイナルファンタジー』の原型になったもというが、本当だとすればどえらい変更である。


シカゴ・コネクション(仮題)

 「1930年代アメリカを舞台にした思考型推理ゲーム」という解説だけ読めば、アメリカが舞台の推理アドベンチャーゲームの大御所、シンキングラビットの制作か?と勘ぐりたくなるが、読み進めるほどわけがわからなくなってくる。
 「透明人間になる薬を飲んだギャングたちが、町にウジャウジャいる。相手は透明人間、たよりになるのは、ドアの開く音や、並木が奴らに揺すられる音。ペンキをまいて足跡がペタペタ……とついたら、スワッとつかまえるのも良い考えだぞ。」それは本当に「思考型推理ゲーム」なのか? だいいち面白いのか? ゲームは発売に至らず、真相は例によって薮の中である。


ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン(仮題)

 4人パーティのアクションRPG。「光の世界と闇の世界を行き来して、闇の世界を滅ぼせ。」という、平和共存もへったくれもないストレートなストーリーがイカすが、発売されなかった。


題名未定

 ピンボールゲーム。縦スクロールやワープなど、コンピュータ版ならではの味付けが売りとのことだった。これももしかするとパソコン版ピンボールゲームも発売していたハミングバードソフトの開発かもしれない。
読者情報 roronさんの指摘で『ムーンボールマジック』のことだと判明した。システムサコムのPCソフト『ムーンボール』の移植版と思われる。『ムーンボール』は天才プログラマーと言われたマーク・フリント氏の傑作だったが、うーん。


題名未定

 紹介文は「スーパーマリオタイプの横スクロールアクションゲーム。キャラがかわいいぞっ。」の2行のみ。そもそもDOG自体にのり気ではないメーカーがいたのでは、とか思いたくなる投げやりっぷりである。
読者情報 roronさんの指摘で『ハオ君の不思議な旅』のことだと判明した。開発はキャリーラボ。超絶的なプログラム技術が光る『JELDA』や独特のゲームシステムの『大脱走』、移植版にして決定版のPC版『ちゃっくんぽっぷ』など、いぶし銀の魅力が光るメーカーの開発だけに手堅いアクションゲームに仕上がっていた。


編集室から

 ひさし、ブリブリの更新だぜ (by 渋谷洋一)。ずいぶん久しぶりの『ファミ通の虜』、いかがだったでしょうか。書いてる方もやり方忘れちゃってて大変ですよ。マジ。
 ところで今回、DOGのくだりが iCab (ブラウザ) で見ると変に表示されるんだけど、これは iCab のバグなんだろうか。Internet Explorer や Netscape Communicator では大丈夫みたいなんだけど。ドリームキャストとかだとおかしくなってたりしそうだなあ。それ以前に、こんな文字ばっかりのページをドリキャスで見る人がいるのかどうかが疑問だが。


リンク

ファミコン通信の虜 インデックス

過去と未来の「ファミコン通信の虜」記事はここに置いています。

ファミコン通信の恋人

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  • 本ページ「ファミコン通信の虜」は過去に発売された雑誌『ファミコン通信』の歩みを追い、当時のゲームシーンを回顧することを目的とした私的Webページです。株式会社アスキー、株式会社エンターブレイン、ファミコン通信 (ファミ通) 編集部とは一切関係がありません。
  • 文中敬称略しています。
  • 「ファミ通の虜」はファミ部活動に協賛しています。

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コメント

【1】roron

>スーパーマリオタイプの横スクロールアクションゲー>ム。キャラがかわいいぞっ。」
『ハオくんの不思議な旅』として発売されたのでは?

>ピンボールゲーム
『ムーンボールマジック』として発売されたと思います。
ムーンボールはPC-98でシステムサコムから出て、その
筋(?)では結構有名です。

(2005.12.09 05:05PM)

【2】杉浦印字(サイトマスター)

あああそれかーっ!
言われてみればまさにそのもの。記事を修正させていただきました。

(2005.12.11 10:55PM)

【3】TXR

>リトル・コンピュータ・ピープル
ファミコン版は「アップルタウン物語」では?

>エクスカリバー(仮題)
>横スクロール画面のファンタジーRPG。シリーズ3部作の1作目
これ、途中からタイトルが「聖剣伝説」になりましたね。
後にゲームボーイで違う形で登場し、スクウェアの看板タイトルの一つになりましたが。

(2010.05.31 11:06PM)

【4】杉浦印字(サイトマスター)

『アップルタウン物語』の題はすっかり失念していました! ご指摘ありがとうございます。個人的にパソコン版の印象が強すぎたのかなあ……。『リトルコンピュータ・ピープル殺人事件』……(脱線)

エクスカリバーの変遷は恥ずかしながら初めて知りました。
バックナンバーをひっくり返してみたところ、1986年11月14日号では『エクスカリバー』、……っと、この後ファミ通を持っていない空白期間があって、1987年2月20日号ではもう『聖剣伝説』になっていますね。'87年3月発売予定となっていますが、その後(また蔵書の空白期間をはさみつつ)1987年8月7日号では「発売日未定」に。1988年3月4日号を見るともう発売予定表からタイトル自体が消失していますから、開発がずれこんだ末に中止になったということでしょうか(ちなみにこの時期でも『ライジン』はまだ開発中)。『ファイナルファンタジー』にプロジェクトが移行したという話もあるのですね(ホントかしら?)。いかにもDOGらしい歴史を辿ったソフトと言えば言えるかも。

(2010.06.01 08:04PM)

【5】匿名希望

DOG最大の傑作『飛び出せ大作戦』も紹介してください〜
初期FFシリーズのプログラマー、ナーシャ・ジベリ渾身のプログラミングでとても楽しめる疑似3Dシューティングですよ。
あと、ディープダンジョンは3ですでにROM化して同時にクソゲー化してしまいました。(泣

(2012.08.20 04:19PM)

【6】杉浦印字(サイトマスター)

『とびだせ大作戦』は変態的プログラム(ほめことば)の傑作ですな。でも残念ながら(?)この時点の開発予定陣にはまだ入ってないんですよ〜。
ディープダンジョンシリーズの変遷は、まあこの場面ではざっとした感じで。初期ディープダンジョンは開発がRPGもファミコンも初体験のハミングバードソフトと思えないほどファミコンらしい快作RPGだったのに……。
そういえば『とびだせ大作戦』も続編でROMに変わったクチですね。

(2012.08.20 09:04PM)

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