2000.11.27(ドラゴンクエストVIIより)
たかがこんなくだらない事
これまで何度か書いてきたように、今回のドラクエは仲間が本当によくしゃべる。基本的にはプレイヤー自ら「話す」しないかぎりめったに喋らないんだけど、戦闘中とか町の会話のはしばしで「話す」する限りにおいて、この人たちは本当によくしゃべる。これまでのドラクエだと、主人公はIとIIIのそれぞれひとセリフ(*1)を除いては一言も口にしなくって、じゃあ仲間はというとたまーに話をする。IV以降比較的しゃべるようになったけど、基本的には最初に仲間になるまでのイベントで何回か……、そんなたくさんあった訳じゃないと思う。それと仲間になってからはイベントの要所要所で一言くらい喋ったり喋らなかったり。どの仲間もキャラクターが立ってたから、いきなり喋り出しても別に違和感はなかったんだけど、VIIをやった後に振り返ってみるとどうもこれ、喋るのか喋らないのか中途半端という気がする。今回仲間がしゃべるようになったのは、たぶん本当に素晴らしいことだ。たいていのとき仲間はどうだっていい、くだらない事しか言わない。ストーリーに関係しないし謎解きのヒントにも (まずめったに) ならない。ただこういうくだらないけどパターンは大量にあるセリフを日常的に聞いているうちに、仲間一人ひとりがどういう人間なのかがよく分かってくる。もう少し実感を込めて書くと、とても大事に思えてくるっていうんだからから始末が悪い。まったく、たかがこんなくだらない事しか言ってないのに、この連中は。
よく言われることではありますが、ドラクエVIIについて書くときこれを書かなかったらウソだと思ったので書きました。今の状況といえばたき火を囲んだテントと水の底のなにか、それと今回は前回と違ってちょっと不要だったかもしれないムービー等が終わったあたりですよ。あと、前回書いたセリフの変わるタイミングはやっぱりどうもよくわからない。仮説3が有力になってきて、あー困ったなあ。
個人的には今日は振替休日で仕事なかったので、こんなに遊んでられました。たぶん明日からいきなり短文になる。もしくは更新しなくなる。