人生: ダンジョン放浪記

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2001.01.14(ドラゴンクエストVIIより)

ダンジョン放浪記

 昔そういうタイトルのファミコンゲームがあったんですけど、あれって早すぎた『トルネコ』なんでしょうか? 違うと思います。

 ドラクエは今日なにしろ今まで行った町を最初から全部行き直してセリフ全部チェックするような日々だったので進行自体は全然ないんですが。
 ということでいきなり昨日の話。昨日といったら例のド高い塔に上ったりしたわけです。この塔に上るの、実はけっこう気後れしてたんですよ。上るのはまた次回にまわそうかとまで正直思いつめてたわけです。だってね、高いんですよその塔。いろんな場面で「スゲエ高い」的なことをさんざ言われてるわけです。大変そうじゃないですか上るの(*1)
 で、上ってみるとこれは確かに高いんだけどそんな苦労するわけじゃなくて、なんというかあんまり詳しくは言いたくないんだけどとにかく上りやすくそれでいてその塔独自の仕掛けも歯ごたえもありで、かなり楽しめたわけですが。そして僕はこの塔がこういう一種ドラクエ的なダンジョンであってくれたことにスゲエ安心したわけです。

 個人的な体験で言えば人生最悪のダンジョンったらやっぱりアレじゃないでしょうか、『ウルティマIV』のグレートステイジアンアビイス。最終ダンジョン。強い敵。悪夢のようなエンカウント。それでいて何時間にも及ぶ長い道のり。とどめは一回のミスでいきなりスタート地点に逆戻り。まああれはそういうゲームだからそれでいいといえばいいんですが。
 もう少しメジャー系とかだと普通出てくるのが、そう『ファイナルファンタジーII』。ジェイドとパンデモニウム。そもそも2つのダンジョンを一度に攻略する意味がわからない。しかも2つとも長い。広いうえに深い。あれ今度出るワンダースワン版とかだとどうなるんでしょうか。子供は泣くと思う。
 その次に出た『III』もけっこうヤバかった。あれ吉田戦車のマンガで「せめてスクウェアさんももう少し考えてほしかった」とまで言われて、それ以降みんな「やっぱりこれ難しいと思ってるのオレだけじゃないんだ!」とか気付いたらしくさんざん叩かれてましたね。たぶんあれ以降スクウェア批判するのがある種カッコいい的な風潮が出てきたんだと思いますが、個人的にはそれほど『III』の最終ダンジョン難しくなかったと思うんだけど。『II』に比べたら。やっぱりさんざん深いところまで降りたあげく殺意まんまんのボスが4匹も登場する(*2)という点が憎かったのだろうか。
 ドラクエも『II』のロンダルキアへの洞窟なんつったらもうシリーズ最凶のダンジョンとして有名ですが、本当あれやりすぎっていうか。ザコ敵の段階で全員殺意がみなぎってるわ落とし穴落ちまくるわ不思議ワープ構造になってるわ長いわで。ドラクエシリーズ唯一のバランスまともに取ってない作品だからなあ。
 というかアレです、それでもファミコン史上最凶のダンジョンといったら『ミネルバトン・サーガ』を挙げるね僕は。解けっつっても無理。あれ絶対無理。異常に広いっすよ。スーパー細かくマップ書いてるのにノート見開きを楽勝でのりこえるくらい。あれあきらめた時なんつうか僕は大人になった気がしましたね。また一歩。

 ちなみにこの日記、たいてい話の流れとか考えずに最初のテーマだけ決めてあとはダラダラーッて適当に書くというスタンスで、その結果意外にいいこと言ってるじゃんか俺とかぜんぜん意味わからない結論なってるなあ俺とか色々あるんですけど、とりあえず今日この日記書いてわかったのは、ダンジョンの話ってけっこうネタ尽きないなあということでした。なんだかんだでRPGで一番苦労するポイントだから、印象に残りやすいんでしょうか。

*1 大変そうじゃないですか上るの

ダメ人間の理論だ。

*2 殺意まんまんのボスが4匹も登場する

間違って憶えてるかも。

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