人生: 告白

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2001.02.19(ドラゴンクエストVIIより)

告白

 この件については書かないわけにはならないだろう。
 やはり日記というものが日々起きた事実をあますところなく明白に書き記すものである以上はこの一件について書かねばなるまい。そもそもじゃあこの日記がこれまで起きた事実をあますところなく明白に記していたかっていうと大いに疑問の余地がありますが。まあ昨日のイベントで、真実は後世にきちんとした形で残すべきだと思い知らされたので。こじつけですが。

 時間は少し前後するんですけど、昨日の一件のちょっと前。えーとね、まあこれズバッと言っちゃいますけど、また石版が足りなくなったんですよ。またしても。ああなんとでも口汚く僕をののしるがいい君の心がそれで満ち足りるのなら。つくづくもってなんかこうダメという感じがしてどうかと思うんだけど、さらに付け加えるなら例の占いのおばあさんに話を聞きに行って、かつその占いで出た卦 (け) は結果的に非常に的を射ていて、それどころか僕が「あーたぶんあそこのことだな」と思ったその場所もそれで激正解してたっていう、にもかかわらず石版見つからなかったって言うからはっはっはこいつはお笑いだ。ガッデム (ちきしょう)!
 ついでに告白するなら前回石版足りなかったときはそれでも4時間ばかりあちこち探し回ったもんですが、今回ともなれば15分もすれば余裕でインターネットに繋いでブックマーク (お気に入り) してた例の攻略ページで調べるサイバーライフっぷり。そりゃサイバーシティも眠りませんよ(*1)。どんどん自分がしょぼい人間になっていく。こんなことでどうする自分。しかしそのページで得た回答は、われながらしょぼいの一言で済まされないゼと思わせるに足る迫力充分の、要するになんかもうダメだったんですけど、えーとこれ本当に説明するんですか? なんかもう半泣きなんですけど。

 ああもう画像でさらっといっちゃいますけど、つまりこういう具合でした。
 そこはある建物とだけ言っておこう。その場所はそれなりに2度3度行ってた場所で、まあそれなりによく知った場所であった。勝手知ったる他人の家という具合で、文字通り台所にあたる部屋であった。
 そして僕は例によって視点を回転させた。立派な態度だと思う。我ながらきちんとやってるじゃんかと思う。何気なく通り過ぎることの多いこんな部屋も見逃さない自分を愛おしくさえ思う。

 で、まあそういう具合で、その場所には特になにもなかったんでそこを後にしてってウワー。
 そうなのだ。そういう事だ。そこに階段はあった。しかし僕はあと45°視点を変更しなかったがために階段には気付かずに素通りしていたのだ。何度となく視点変更して、何度となくあと45°たりずに見逃し続けていたのだ。なんという盲点だろう。こんな事があっていいのだろうか。神は死んだ!(*2)

*1 CyberCityは眠らない
布袋寅泰。

*2 神は死んだ!

なんでもいいからこの程度のことで殺すな。

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