2001.03.07(ドラゴンクエストVIIより)
モンスター職
ついにモンスター職(*1)に手を出してしまった。遅いと言われるかもしれない。けっこう早い段階からその手のあれは入手しているわけだし。ただ僕としてはどうにもあれを消費しちゃうのがもったいなかったのだ。で、なぜじゃあ今になってそれなのかというと、本当の話いいかげん就きたい職業がなくなってきたのだった。なんかこれ何度となく書いてる気がする。しかし実際困っていたのだ。そりゃ別に職業全部をきわめたわけでもないんですけど。しかしこう、キャラクターイメージというものがあります。あと利便性と。主人公はもう「バトルマスター」と「かいぞく」をきわめた段階でほぼ終了なのだ。「ゆうしゃ」にはあんまり興味はないし、やるとすればそれはメルビンの仕事だ。しかしそうは言っても転職しないままほっておくというのもすごくもったいないので、じゃあいっそ目先を変えてモンスター職でもやってみようかということである。
と、ここで問題になるのが例のキャラクターイメージというやつだ。今まででさえ「主人公が『わらわせし』じゃあねえだろう」とか思ってキャライメージと相反する職業に就くことを嫌っていたのに、今度といったらモンスター職である。主人公が「リップス」になったからといって、えーとまだそういうところまで行ってないのでこのへん想像なんですけど、将来的に「なめまわし」とかの特技を憶えるんだと思うんですよ。まさか主人公が「なめまわし」はあるまい。というかそもそもリップス自体あるまい。漁師の親ごさん達はそんな主人公の姿を見てどう思うだろうか。いやだめだこれではいけない。
そこで考えたんですが、あれです。モンスター職というのは、たぶんスタンド(*2)です。ゴゴゴゴゴゴゴゴ。そうです主人公が別にリップス的な動作をするわけではなく、リップスの形したスタンドを主人公が放つのです。これだ! ありがとう荒木飛呂彦先生!
というか実の話、僕はそうとう前からこういうキャラクターイメージ問題をなにかといえばスタンドで解決していた。それはつまりファイナルファンタジーIII(*3)なんだけど。十年間つねにこういう問題をスタンドってことで解決してきたわけで、なんて進歩のなさだ。
思えばジョジョには人生で大切な色々なことを教わってきた。紳士たる者の心構えであるとか。世界一の科学力を持つ国はドイツであることとか。冷静になるためには素数のことを考えるのがいいとか。体力の補給には気の抜けたコーラを飲むのがいいとか。それは別の漫画だが。