人生: 世界を救う旅

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2001.04.03(ドラゴンクエストVIIより)

世界を救う旅

 前回の日記はちょっといくらなんでも日記としてはひどすぎるんじゃないだろうか、という反省のもとに今日はもう少しだけ細かいところにも突っ込んだ書き方をしてみようと思う。はい子供は帰った帰った。
 そういう具合でさっそく核心からずばり入っていくんだけど、現在、僕のパーティは世界を救っている最中である。
 そうとしか言えないというか、これ以上あまり深い理由を話すのもためらわれるんですけど、とにかく世界救ってるわけですよ今。これまでだってあちこちで世界救ってたじゃんとか言われるとそれは確かにその通りではあるんだけど、あの時期は世界を救うつっても実質的に救ってたのはだれか個人だったり大きくても町ひとつ城ひとつとかそういうレベルだったじゃないですか。世界を救うというスケールのビッグさから言えばいささか役者不足といえよう。
 けっこう前の話になるんだけど、「パーソナルなわりとスケール小さめな話がさんざん続いたあとに、最後の最後で世界救うって言われても実感わかなくて醒めるよねー」とかそんな具合のことをこの日記で書いた。正直別に救わなくてもいいや、世界。とかそう思ったりもするとかそんな具合に書いていたはずです。で、今回のドラクエなんだけど、これが意外にぜんぜんそんな気起きねえですよ。むしろ世界救う気まんまんと言えます。もう世界? オーケー! 救おう! これマジで救おう! とかいうぐらいのノリノリっぷりです。いったい僕に何が起こったのか。
 結論から言えば、それはこれまでの冒険を通して、救う対象である「世界」をよく見知っているから、ということになるんだと思う。うわなんだかきちんとした結論になってしまった。でも実際それは確かにそうで、これでもしも今回のドラクエの町や城が単なる通過点だったり単純なお使いの対象でしかなかったとしたら、こんなに世界を救いたい気持ちにはならなかったはずだ。今までの冒険の中で、僕はこの町や城に住む人たちのことをよく知ってしまったし、知った以上「世界? 別にどうでもいいや」という顔をするわけにはいかなくなったのである。だいいち今までさんざん苦労して救ってきた世界なんだし。
 思えば今回のドラクエは個人レベルの危機を解決することがイコール結果として世界を救うことになるという構造を持っていた。ああなんだか難しい話になってきたなあ。まあいいやこんな日があってもそれはそれで。で、このまま話続けると、そういうわけで数々の個人レベルのイベントをこなすうちに、知らず知らず世界を身近に感じとっていたし、なんだかんだで世界を救っていたのだ。僕は。で、今現在かなり直球で世界を救うことになっても、けっこう真剣にオッケー世界救おうホントマジ救おうとか思えるようになっているわけです。よくできてるなあ、この仕組み。

 そんなこんなで今は世界を救う一環として、土とか大地とかに関連するあるイベントに突入したところです。さてどうなることやら。

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