人生: 銀色の楽園

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2001.05.19(ドラゴンクエストVIIより)

銀色の楽園

 例によっていつも通りレベル上げ殺戮大作戦にいそしんでいたわけですが。まあそれだけではうるおいに欠けるのでところどころで町や城に寄り道をしたりもしつつ。そんな午後を過ごしていたわけですが。
 そこに奴は現れたのだった! その、例の銀色が。すぐ逃げがちで倒したときの経験値が爆発的なあれのことです。例によってここまで説明するならわざわざ「銀色」と言い換える意味が分かりません。
 とにかく銀色です。それもただごとではない銀色っぷりです。巨大な銀色が一体に液状の銀色が四体という、敵というかむしろ我々に殺られる気まんまんと言えるようなパーティが我々の前に出現したのだ! 裸の美女がニューヨークのスラムを歩くようなもんだぜって安藤さん(*1)も言ってましたよ。
 そして我ら「まじんぎり」連発パーティはそういった銀色を範馬勇次郎かなんかばりに瞬殺につぐ瞬殺。初期の刃牙によく見られたような殴った衝撃で眼球が飛び出す表現をまじえつつ (想像で)。そして手に入れた経験値が1回の戦闘で実に6万とか7万とか!(*2) 今まで600とか700とかちまちまやっていたのがウソのようなアレです。そのレベルの上がり加減たるやただごとではない。
 で、おそるおそる「くちぶえ」等を使って (万一を考えてその場から一歩も動かずに) 周囲の生態系を調べたところ、なんとこの場所はその、銀色やら青色やら赤色やら緑色やら金色やら、あれそういえば今回のドラクエって白やぶちは出ないんですか?やらだけが生息するきわめて特殊な環境にあることが判明。ダーウィンもクリビツですよ。青や赤はまあどうでもいいんですがとにかく銀色それも巨大なのや液状なのが比較的ひんぱんに出現するというわけで、まさにどこかにあるというユートピアだってタケカワユキヒデも歌っていたというぐらいのレベル上げ者にとっての楽園。こんな場所が現実にあったなんて!
 いやしかし普通に遊んでたらなんか絶対この場所素通りして気づかなさそうなんですけど。僕もたまたま町から出て、町のすぐそばにある施設というかそういう場所に向かって歩いている途中で偶然例の銀色に出会ったくらいで、この間実にたった数歩ぶん。敵に会わずに終わってしまうことも十分に考えられるくらいの短い距離です。第一敵に会ったとしてもそれが銀色であるとは限らず、青色や赤色である可能性も十分にあるわけで。そんな中このユートピアをバッチリ発見した俺様のラッキーぶりたるやとっても!ラッキーマンでもかなわないほどのナニだって今一瞬思いましたよ。
 でまあそんな具合で今日からここを拠点にレベルを上げようと思いました。

*1 安藤さん

巨大なこと以外これといった結果を残さなかった『グラップラー刃牙』の登場人物。

*2 6万とか7万とか!

よく憶えてないけど、おおかたそんな具合。

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