人生: 英語マジック

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2002.06.04(ZORK Iより)

英語マジック

 良く考えたら昨日は辞書でひとこと引いただけで終了していた。

 今日は今日で眠いので、まあろくなことはしないに違いないのだけどとりあえずストーリーぐらいは知っておきたい。ということで例によってPete先輩のページを探してみると、こういうページにたどり着きましたよ。
 なんか英語でよくわかんねえけど(*1)、アレだ、たぶん最初の方にあるやつがストーリーだな!
 「ザ・ゾーク・トリロジーは地下奥深くに眠る古代帝国の遺跡の、なんだ、セットだ」とか書いてある気がしましたよ。これが幻視というやつなのか。
 あと「遺跡 (ruin)」っていう単語見た瞬間「たしかすげえ昔、RUINってタイトルのエロゲーあったよね!?」とか言いだして、なんか当時はとても面白い雑誌だったログインの公告で女性の裸体画像 (中途半端なアニメ絵) と「ア・アーン」というそりゃ半角カタカナしかなかった時代とはいえもう少しメッセージに工夫があってしかるべきなんじゃないのかって感じだったなあとかいう自分が嫌になるほどどうでもいい記憶が浮かんできたんですが、えーと、バーカ! (自分が)
 そして文章は続く。「君こと不屈のトレジャーハンターは大胆にも危険な土地に探しに行った。その、富と冒険を」。オ、オレが不屈のトレジャーハンター? ス、スゲエ! それと「不屈のトレジャーハンター」っていうのも物凄い言葉だと思う。自分で直訳しといてなんだが。
 「大地下帝国にはもの凄い宝とエキゾチックな怪物 (訳注:思うにたぶんカブキマンとかそういうやつ) 、そして極悪非道のパズルの奇妙な物語がたくさんある」 後半面倒くさくなって相当なげやりに訳しましたが。あとexoticとeroticが字ヅラ的に似ているといま初めて気がついた。今日はやけにエロネタが多いな!(小学生レベルの)

 えーと僕が真面目に翻訳する気持ちがないので惨憺たる文章になりましたが、実際に英語で読むときちんとしたストーリーでしたよ。というかあれだ、英語マジックというか、英語で書いてあればどんなくだらない内容でもそれなりに立派なことが書いてあるような気がするという面もある。凄まじく子供レベルの発想で恐縮だが。
 だって実際、このストーリーひどいもの。こんなストーリーは昔ファミコンで見た「なんか妖精に『姫を助けて』的なことを言われた現代に生きる普通の青年 (でもパッケージ絵はすごいマッチョ) がすぐさま『やってやろうじゃないか!』って物凄いポジティブさで納得するゲーム、名前忘れた」以来ですよ。
 ある意味、僕がZORKおもしれえとか言ってるのもこの英語マジックにだまされてる部分あるのかもしれないとか少し思いました。なんつうか、俺、英語だっていうだけでなんかこのゲーム全体の雰囲気をカッコイイとか勘違いしてねえ?とか。
 しかし、あえてここで僕は言いたい。あー、これ今日の結論なんですけど、「それはそれでいいじゃないか」と。
 面白くゲームを遊べるなら多少の勘違いや思い込みがなんだと僕は言いたい。雰囲気に流されてゲームを楽しんでもいいじゃないか。だいたいそれを言ったら雰囲気に流されもしねえであのゲームやあのゲームが遊べるものかかと、けっこうあたりさわりのある事さえも考えたりする。

 明日こそちゃんとゲームをしよう。

*1 なんか英語でよくわかんねえけど

それを言ったらおしまいだと思うが、平気で言う。

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