2002.06.05(ZORK Iより)
素晴らしきZORKの世界
いいかげん前フリだけで2日もかけたので少しだけ申し訳ないような気になりました。いったい誰に対してなんだろうかこの気持ちは。それはそれとして、さあゲームを始めよう。僕もやれるだけのことはやるつもりだ。たとえば1シーン目だけで今日はやめるとかだ。そのあたりが限度だと思う。
というのも、今日だけは物凄くていねいに、順を追ってこと細かにこの日記を書くことにしているからだ。なにしろ誰もZORKというゲームを知らないので、そうでもしないと今後なにかとやりづらくなると思うし。
で、ZORKのアイコンにダブルクリックかました僕こと不屈のトレジャーハンター (前回参照) 。
すると速攻でデモとかそういうの無しでいきなりゲームが始まります。っつうかタイトルはあるにはありますがタイトルとゲーム本編がものすごく地続きという驚きの仕様。
ZORK I: The Great Underground Empire Copyright (c) 1981, 1982, 1983 Infocom, Inc. All rights reserved. ZORK is a registered trademark of Infocom, Inc. Revision 88 / Serial number 840726 West of House You are standing in an open field west of a white house, with a boarded front door. There is a small mailbox here. > |
えーともっと根本的なとこから話を始めると、ZORKっつうのはテキストアドベンチャーなわけですよ。テキストがアドベンチャーするゲーム。←自分でももう少し考えながら文章書こうって今思った。
だからゲーム画面つったら文字しかないし、遊ぶのもやっぱり文字打って遊ぶわけですよ。
というわけで話はゲーム画面に戻る。最初の4行はタイトルとコピーライトだったんで読み飛ばして、次の3行。
「家の西
君は玄関を板でふさいだ白い家の西、ひらけた野原にいる。
ここには小さな郵便箱がある」
とかなんとか、まあそんな具合のことが書いてあるらしいです。ちなみに言っておくと僕の英語力は戸田奈津子の10倍くらいすごくて、具体的には一般英語の単位を3度ほど落としたくらいです。でも岸辺露伴先生にアレしてもらったので英語ペラペラですよ? 死んじまえ (僕が) 。
で、僕はとりあえずこの「白い家」が気になったので (理由:white houseっつうことは、ハハーン中には大統領がいるな、そしてベトナム仕込みの腕でテロリストに乗っ取られた大統領専用機を奪回するのだ、等) もっと良く見てみようかと思いました。
>look at the house |
The house is a beautiful colonial house which is painted white. It is clear that the owners must have been extremely wealthy. |
I don't know the word "fire". |
こんなことをしていてもらちが開かないので、あきらめて郵便箱の方に目をむけてみます。アレだな、コロニアル風の家っつうことは牛乳瓶と新聞 (バイトの少年が自転車でやってきて投げ入れたやつ) があるな、等思いながら見てみると、
>look at the mailbox The small mailbox is closed. |
>open the mailbox Opening the small mailbox reveals a leaflet. |
>take the leaflet Taken. >read the leaflet "WELCOME TO ZORK! ZORK is a game of adventure, danger, and low cunning. In it you will explore some of the most amazing territory ever seen by mortals. No computer should be without one!" |
とまあ、こんな具合で進んでくゲームなわけですよ。