2002.06.16(ZORK Iより)
やっと復帰
あーもう本当に前回の逆ギレ全開日記からこっち、ずっと逆ギレを繰り返してたほどの非生産性なわけなんですけども。なにしろJammingっていう辞書ビューアが思ってた以上にクセが強くって、使い方を学びつくし、かつ使いやすいようにカスタマイズしてたらあっつう間にこんな時間。で、やっとZORKを遊べる態勢に戻ってまいりましたよ実際の話。
とか言ったものの、ここで物凄く唐突ですけど、自分が忘れ物をしていることに気付きました。またかよ。
えーと例によって例のごとくPete兄さんのページには、「Zork Transcript」っつうコーナーがあるんですな。正直よく読んでないので詳しくは分かりませんが、だいたいの雰囲気で言えば(*1)ZORKとかのゲームプレイの見本みたいなもんなんじゃないスかねー。ガハハハハ!←テンションの高さで知識不足をカバーしようと思っている
まあ僕とか実際ZORKのド素人もいいところ行ってるわけですから、こういうサンプルがあると相当助かるハズなんですよ。推測。で早速読んでみました。
わかったこと:
・日本語アドベンチャーゲームでいうところの「つかう」は英語で「APPLY」らしい。
僕が幼いころに遊んだハミングバードソフトのゲームとかだと、むしろ「USE」をよく使ったものだけど、同じことなのかそれとも微妙にニュアンスが異なるのかは不明。まあこのTranscriptで「APPLY」つってんだから素直にこっちを使うべきなのかもしれない。
・「とる」は「TAKE」で「みる」は「LOOK」で「しらべる」は「EXAMINE」だ。
これも「TAKE」よりは「GET」になじみが深かったり、本当に「LOOK」と「EXAMINE」に違いがあるのかはよくわからなかったりするのだが、なにしろTranscript様のおっしゃることは絶対なのだ。
・持ち物には重量制限があるらしく、場合に応じて「DROP」することが必要。
こういうアドベンチャーゲームはちょっと珍しい気がする。僕の知ってるかぎりじゃ、平気で信じられない大荷物持って歩いてましたよ? ちなみに捨てたアイテムもその場に残るんで、戻ってTAKEしなおすという事も可能。
・「もちもの みる」は「INVENTRY」だが省略して「I」でも可。
これは言われてみれば、知っていた気がする。たしかにハミングバードのゲームでは意味もわからずに持ち物イコール「I」と入力していた。まさかあれがINVENTRYの頭文字だったとは。
・「いどう ほくせい」は「WALK NORTHWEST」だが省略して「NW」でも可。
あ、これはさすがに憶えてました。が、そんなことよりも北西という、いわゆる「斜め方向」があったことに驚いた。てっきり四方向移動しかできないと思ってたのに。
・「はなす おとこ」→「しゃしん みろ」は「MAN, LOOK AT THIS PHOTO」だと思う。
このTranscriptを見るかぎり、ぜんぶ命令口調なんですよ。つまり「きく たかしのこと」というのはどう表現するのか、いまひとつわからない。たぶんゲームが探索ものなので、命令口調だけで全部話がまにあうのだとは思うけれど。
・「PUT THE LADDER THROUGH THE HOLE (はしごを穴に通す)」くらいの前置詞を使った表現もアリ。
これ英語がネイティブの人には親切設計なんだろうけど、前置詞つかった文章がスッと出てこない、むしろ「ワックスかける」「ワックスふく」タイプの動詞+名詞の文章しか扱えない僕などにとっては大変やっかいな仕様だ。大丈夫かなあ。
・前置詞といえば「〜以外」という意味で「BUT」を使える。つまり「DROP ALL BUT THE LAMP (ランプ以外の全部を捨てる)」とかできる。
別にこれは使わなくても、一個ずつ捨てればいい話なんだけど、まあ、便利そうだったので。
・わかりきった移動ルートなど、いちいち入力するのが面倒なときは「N.S.W.TAKE GUN (北・南・西・銃を取る)」とかいう風にピリオドを使って一度に入力できる。
これもいざという時に便利そう。これを自在に操れるほどやりこむのかどうかはさておき。
・ミススペル (たとえば「APLE」) を指摘されたら、直後に「OOPS APPLE」と書けば納得してもらえる。(*2)
これちょっと面白かった。「OOPS」はねえだろうという意味で。「APLEって何だよ」と言われて、「おっと、APPLEでした!」っつう雰囲気なんでしょうか。フレンドリーだなあ。