2002.10.26(逆転裁判2より)
しきり直し
そう、そもそもの発端は前回の日記で書いたとおり。やられっぱなしだったのだ。なにかといえばHPゲージがどんどん減っていったのだ。あと一撃くらえば死ぬという状況だったのだ。ルーラを唱えるMPもなかったのだ。そういう話ではなかった気がする。とにかく僕が「くらえ!」とか「異議あり!」とか言った日には高確率でそれは間違いでありHPゲージがボーンってなる状態で、まあたしかにヒイヒイ言いながらどうにかこの章の半分くらいまで進んだものの、実際のところこんなに苦労するようではいよいよ僕はだめだと思い知らされたのだった。ふし穴にもほどがあると思わされたのだった。ヘナチョコ人間、法廷に現るというていたらくだった。
で、気を取り直して続きをやってみようかと思った、以下次号というあたりまでが前回。その続きがどうなったかっていうと、まっさきにボーンつってHPがジリ貧になったので電源を切りました(*1)。
これではいけない。なんかどうもこんなはずじゃなかったんじゃないか。少なくとも前作を通して遊んだ経験からいえば。僕の脳がなんか凄い勢いで細胞とかが死滅してるんじゃないのかとも思った。あるいはいっそこのゲーム実は『2』になってから全然あれになってるのじゃないかとすら思った。いいがかりもいいところですが。
で、自分を見つめ直すためにこの章の最初から遊び直してみました。あと実際の話、HPジリ貧状態でセーブしてあるのもなんとかしたかったので。
思うにシナリオの意図と僕の遊び方がうまいことかみ合ってないという感じだった。そうでもなければあんなにボーンつったりそもそも正解がまったく見えてこないということはあるまい。で、今度は正解がわかってる状態で、シナリオが「どうやってその正解にたどりつかせようとしているか」を注意しながら遊んでみて、このゲームの勘どころをつかもうという次第。な、なんかおれ論理的かつ真面目に考えてねえ?
そんなこんなで約1時間。なんとなく見えてきました。自分がなんで前回、あそこまでダメ弁護士ぶりを発揮していたのか。
んーとこれ前作でどうだったかとかよく憶えてないんですが、とにかく今回、妙に「可能性」が広いんですよ。えーと未プレーの人に配慮する意味で具体例は出したくないので説明難しいんですけど「こうともとれる」が多いっていうか。こうともとれる、しかしこうともとれる、じゃあこれか? ボーン、っていう流れでミスをしていた。僕は。
だがそれは間違いだ、とも気付いたのです。正解を知ってる上であらためて俯瞰して見てみると、正解はやっぱり正解なんですな。「こうともとれる」は真の正解の前ではしょぼい可能性の問題でしかないっつうか、いわばおとり (僕だけにとっての) 。眼前のなんとなくそれっぽい可能性ばっかり見て、真の正解にたどりつけてなかったんですよ僕は。ヒントとかも見逃してたんですよ実際。
で、前回までやった部分はひととおりクリアしまして、その先に手を出したら今度はもうなんつうの余裕で楽勝でイケましたよ実際 (鼻高々) 。あーと、まあ、前の章とくらべて簡単になった部分はあるんですけど。進むべき方向性がしぼりこまれたから。
それにしても、前作に登場したあの人物のことが気になる。第2話まで遊んだ人はみんなそう思うんだろうけど、本当に気になる。