人生: 車内裁判2

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2002.12.07(逆転裁判2より)

車内裁判2

 というわけで前回以来こっち、電車の中で逆転裁判遊ぶ日々が続いているわけですけど、ヤバイこれが物凄く面白い。
 もしかして制作者的にもこれが正しい遊び方だったりするんだろうか。なんつーか、やたらテンポ良いんですよ10分程度でブツ切りで遊んでると。
 実際いまにして思えば部屋でイス座って真剣に遊び込むのは、ちょっと肩に力が入りすぎてたくらいの事を言い出しかねない雰囲気です。たしか普通に遊んだら1章が30分くらい? 決して長いプレー時間ではないはずだけど、このゲームの場合例によって逆転また逆転なので、30分とはいえお腹がやたらにふくれるという難点がある。それが君、電車の中で10分くぎりとかで遊んでたらこれがちょうどいい感じで遊べるっていう気がするのは僕だけだろうか。
 つまり流れとしてはこうだ。
駅に着いて電源を入れる→ウヒョーってなもんで楽しむ→続きが気になるところ (このゲームの場合全面的にそうだが) で電車が駅に着く→電源を切る→続きを遊びたくてしかたがなくなる→駅に着いてもう速攻で電源を入れる→ウヒョー (以下くりかえし)
 この完璧な流れの中に、ダレとかお腹いっぱいとかそういうのが入り込む余地はない。ちょっと手軽に遊んで続きはまた今度というノリが物凄く楽しい。あと、探偵パートも10分くぎりだと意外にダレない。

 そういう訳で車内裁判にもう夢中な僕ですが、ところで問題は車内でいかにゲームボーイアドバンスを遊ぶか、だ。
 ただ遊ぶだけで納得するようでは今の時代を生き残れない。やはり車内というパブリックな空間の中でいかに正しく遊ぶかという事は重要で、まあどうでもいい。そんな具合である。
 実際の話ふつうに遊ぼうとするとつい、ゲボアドの画面をのぞき込むように首をうなだれ肩を落として遊ぶことになってしまいがちなんだけど、あれはどう見てもかっこ悪い。携帯とかでもそうだけど、ゲボアドの場合特に両手持ちなんで肩をすぼめた格好になってしまうのがいかにもスケールの小さい男という雰囲気でいけない。やはり背筋はビシッとのばしてアゴを引くのがダンディというものだろう。
 しかし実際に背筋を伸ばした姿勢だと、今度はついゲボアドを目の前に持ってきて、食い入るように画面を見つめる体勢になりがちだ。これもどうだろう。なんだか必死という感じがしていけない。ダンディたるものの余裕が感じられない姿勢だ。
 そして問題はほかにもある。ヘッドホンだ。このゲームの場合、効果音や音声が非常に演出上重要だと思う。やっぱり肝心の部分では「シャキーン」と鳴ったり「異議あり!」つってほしいものだ。しかし、車内でまさかゲボアドの音声をONにするわけにもいくまい。この間そういう痛い人を見かけはしましたが、あらためて客観的にみてもだめだ、あれは。そういうわけでヘッドホンだ。しかし、ヘッドホンをつけるということはすなわち、ゲボアドの手軽さを失うということでもある。
 だってあれ、ジャマじゃないですかすごく。サッと取り出してサッと電源ONで即遊べるのが楽しいのに、モタモタと取り出してからまったコードをなんとか引っぱり出してやっと耳に被せて電源ONじゃあ、全然だめだ。第一しまうときもコードを巻いたりとアクションが多くなってしまう。できるだけ長い間遊んでいたいので、しまう時間は短ければ短いだけいいのだ。正直、車内裁判の最大の難点はここだ。とりあえずコードはさみ用のクリップをひとつ買って、それをゲボアドに接着してみようかなとか思ってるんだけど、これもなんだか貧乏くさい改造だしなー。

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