人生: 安楽椅子弁護士の憂鬱

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2002.12.11(逆転裁判2より)

安楽椅子弁護士の憂鬱

 アドバンス外に持ち出して遊んでるうちに、なんかカバンの中で液晶面の真ん中にかなりデカい傷とかついたけど、ぜんぜん平気だよ (精神的逃避に大成功) 。
 そんな逆転裁判日記もいよいよ佳境である。いや、なんか雰囲気で物言ってるだけですが、なんかどうもクライマックス的なところにさしかかってる気がする。いまこの章でおわりというわけではないだろうけど、もうそろそろ大詰めという雰囲気がおおいにただよっている。かんじんのところをぼかしつつ具体的に書くと、機械っぽくてぴょんぴょん跳ねるアレが出てきたところ。
 いよいよ佳境だ。実をいえばここ最近の展開には個人的に、そうあくまで個人的な好みの問題ではあるんだけどちょっとどうかと思っていた部分もあったが、こうなってくるとそうでもないんじゃない?とも思えてきた。おそろしく具体性に欠ける文章を書いている。
 えーとなんというか、ここ最近の成歩堂龍一 (主人公) というのが、ぜんぜん安楽椅子探偵じゃないんですよ。いや彼は弁護士なわけでそりゃ安楽椅子探偵じゃないというのは百も承知。そうじゃなくて心の安楽椅子探偵ですよ言ってる意味とか分かりませんけど。
 つまるところ、ここ最近の事件というのがどうも「成歩堂龍一自身の事件」なのだ。こういう表現(*1)をしてもついてきてくれる人は少ない気がする。要するに事件のモロ渦中にいて、第三者的な立場にとてもいられないのだ、主人公が。あくまでも個人的な好みなんだろうけど、できれば第三者的な立場にいる方が好きだなー、とか思いますよ僕とか。なんつうか「自身の事件」になっちゃうと客観性を欠くというか、変に気を遣っちゃって冷徹な理論の裏付けに欠ける行動をとっちゃったりとか、いや今までのプレー経験からいってそういうことはなさそうなんだけど、なんかあるような気がしちゃうんですよええ気分的な話ですよ。あくまで気分の問題ですよ。雰囲気! アトモスフィアー!
 そんな事を思っていた僕ですが、やってみたらわりかしよかった。←頭悪そう。すごく。
 まあもちろん安楽椅子探偵に徹しきれないのはちょっと残念ですが、それにしたってここ最近の息詰まる攻防たるやどうだ。これはやはり「自身の事件」でなければ出てこない緊迫感だ。かなり熱い。ヤバい。ドキドキする。さすがに話の落としどころは見当がつきすぎるけど、それはそれとして今この瞬間が面白い。あーどうしよう今日くらいたまには家で、テレビにつないで遊んでみようか。ちょっとあの続きだけはやっときたい気がする。だいいち、外で遊ぶのは液晶面にデカい傷がついてて見づらいのだ (精神的逃避に失敗) 。

*1 成歩堂龍一自身の事件

このこと。

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