人生: 懐かしい顔

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2002.12.28(機動戦士ガンダム戦記より)

懐かしい顔

 逆転裁判2も終わり、ようやっとこっちに復帰である。この間2ヶ月以上の時が流れていて、さすがに自分が何をやっていたのか忘れてしまっている。
 と書きたいところだが、実はこれが意外と憶えているのだった。というか操作系。そう、あのちょっと感覚的とは言いがたい操作系を、なぜか僕の指は完璧に記憶していたのだった。なんでだ。ちなみに自分の使える機体がどのへんまでそろってたかとか、そういう事は完全に忘れてたので、たぶん本当に「指」だけがものを憶えていたらしい。わー頭悪そう。
 そんなこんなで作戦開始である。けっこう難易度の低いゲームなので、アクション苦手な僕(*1)といえどそれなりにこなせてしまい、早くもステージ4である。なんだか急な話で申し訳ない。そしていままで女性兵士といえば地味なオペレーターしかいなかったむさ苦しい我が部隊にも、落ち着いた雰囲気と言うよりは余裕で背後からレーザー銃で撃ってきそうなすごみをもつ秘書官と、ランバ・ラルとかと同じ世界に存在するようには思えない若く元気でそして平気でタメぐちをきいてくる技術士官が加わり、えーと、なんだか連邦軍に鞍替えしたくなってきました。
 というかあのおもしろノートパソコンを小脇にかかえた技術士官の感情の起伏ポイントがよくわからなくて、普通にAランクで任務を完了しても「今回はダメダメだったねー」等、14年後のクエス・パラヤも裸足で逃げ出す現代っ子ぶりを発揮しやがるので悔しい。単純に。機体のダメージが多いとこうなるのかなー。
 とかなんとかで1度クリアーした任務もより強いMSでやり直したりしてるうちに (というかゲルググを相手にするノーマルGMとかガンタンクが多少気の毒) 、いくつかSランクを取得。手のひらを物凄い勢いで返して頬を赤らめる技術士官に、ざまあ見やがれというなんつうかときめきとはまったく逆ベクトルの思いを感じつつ、これまた物凄い勢いで新型が使えるようになったり改良してもらったり小技を教えてもらったりの連発に気を良くしてたのもつかの間、スクリーンに奴が現れたのだった! 具体的にはシャア。
 時期的にはたぶんマッドアングラー(*2)に乗ってる頃だと思うんですが、まあそんなことは関係なく、自信たっぷりに「お前やるじゃん」的なことを立派な口調で言われました。じ、女性兵士が頬を赤らめるのの10倍は嬉しい!
 まあ初代ガンダム好きじゃないとシャアにほめられたところで一向うれしくないんでしょうが、僕としては劇場版ガンダムをまったく意味もわからないまま見たような世代であって、なんつうのあのシャア・アズナブルが自分に話しかけてくるというのは衝撃なわけですよ。誰かプレイヤーキャラクターとの会話を横目で見ることはしばしばありましたが、今回といえば主人公=自分という位置づけ。すなわちシャアが語りかけてくるのはストレートに自分。たとえるならアイドルの声で起こしてくれる目覚まし時計級のアレだ! それはたとえとしてどうだろう。
 えーとたぶんこのゲーム以外でも結構シャアとかが語りかけてくるゲームも多いとは思うんですが、僕が遊んだ中では初めてだったもので。

*1 アクション苦手

なんでも苦手。

*2 マッドアングラー

「魚みたいなデザインの潜水艇」という、正気を疑うような兵器。でもミノフスキー粒子散布化では目視による観測が大半を占めるので、あの形態は実は絶好の偽装になっているのですヨ? 適当言ってみました。

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