2003.01.22(サイレントヒルより)
几帳面な性格でね
今の状況はどんなかというと、ええとダイエット効果てきめんのピザを出してくれそうな人物(*1)と出会い (かなり一方的に) 、それはそれとして街を探索しているところですよ。すごい切り替えの早さだ。それにしてもこの街の探索というのも久しぶり (途中にいわゆる教育施設を経由したので) なんだけど、こんなに簡単だっけ?とか増長はなはだしい今日この頃である。敵の接近音が聞こえたらあわてず騒がず壁に背をつけて銃を構え、視界に敵が入ってきても十分に近づくまで待って、攻撃態勢に入ったその隙を見逃さずに一発、二発、三発とたて続けに撃ち込むわ倒れた敵に冷静かつ非情なとどめを刺すわと、これはもはやホラー物の主人公というよりはちょいとしたマタギである。むしろ街の遊撃手といった風情である。バキューン (ウィンク等しながら) 。まあ接近音の聞こえる方向からしてこっちだろうと思ったら真逆を向いてたっていうお約束に満ちた失敗もしましたが。こんなにも5.1chをうらやましく思ったのは生まれて初めてだ(*2)。
そんなこんなで地図もそうとう埋まってきました。ええとこれゲームやってない人には何のことかわかりづらいだろうけど、サイレントヒルの目的の第一義は実に地図を埋めることにあるのだ。ごめんちょっと言い過ぎた。えーととにかくこのゲームはオートマッピングなのである。むしろ地図は最初から用意されていて、プレイヤーはその各地点に何があるか (あるいは何がないか) を確認するのだ。確認すると地図に×印だのチェックマークだのがつくのだ。ものすごくしぼりこんで言えば、この作業が実質ゲームのメインなわけなんだけど、これがかなり楽しい。
これは僕が着実に「つぶしていく」作業が好きなせいもあるんだろうけど、というか先に進めれば取り逃しとか見逃しがあっても全然気にしないというタイプの人も多いわけでそういう人にとってどうだかはよくわからないんですが、まあとにかく僕的にはおおいにアリといえる。それどころか明らかに前後の状況からみてもう何もなさそうな場所であってもとりあえず行ってみてチェックマークをつけてやっと満足する始末である。しかもその道中も敵に襲われてムダ弾を使うしダメージも少々受けてさえいるのに、なにかをなしとげた男の顔をしてるというていたらくである。こんなことでいいのか。いや実際回復アイテムを発見したりもしてるので得することも多いんですよ?
で、とりあえず今現在の行動範囲はひととおり探索しおわったので、いよいよ交通手段にまつわる巨大な機械を動かそうと思います。実はけっこう前にこの機械にはたどりついていたのだけど、地図が埋まりきるまでは動かす気がさらさらなかったのだ。誰だってそうする、俺もそーする(*3)。