人生: 憶えていたことと忘れていたこと

鉄の靴  > 人生  > 憶えていたことと忘れていたこと

2003.10.29(ドラゴンクエストVIより)

憶えていたことと忘れていたこと

 「ほぼ毎日プレイする」という予定だったはずがのっけから2日空けている。さすがに忸怩たるものを感じるが、いや、まあ、そこまで言うと嘘。
 とにかく2日目のプレイである。例によって具体的なところをぼかしながら状況を説明すると、立派に老成した人物よりある使命をおび、下の方にある町に向かわんとしているところだ。「しているところ」っていうか、実際に向かいはしたんだけどたどり着けずにいる。そこに向かう道は想像よりはるかに複雑で、いやまあダンジョンというほどには複雑じゃないかもしれないけど、それにしても1本道というわけではなく、だいいち敵にぼっこんぼっこんにやられて手持ちの(主にツボから入手した)薬草も使い切ってほうほうのていで村まで帰って寝て保存したのだ。まさか最初のクエストそれもかなりお使い色の強いあれでこんなに手厳しい扱いを受けるとは思わなかった。
 そう、僕はドラクエ6遊ぶのは2回目(今日は2日目だが、そのこととは別に)であって当然このクエストも2度目なのだが、ぜんぜん忘れている。憶えちゃいない。我ながら見事な記憶力の欠如だ。
 だいたい今回のとある使命をおびて下の方に向かうっていうクエストじたい、全然記憶になかった。憶えていることといったら自分の生家の扉を開けた後に起きる効果的な効果(むろん重複表現)とか、教会でかかる音楽とか、「だれに使うのか悩むくらいなら『たね』系アイテムは全部主人公に使え」という自分ルールとか、「敵が2匹+1匹というグループ構成で現われたなら攻撃対象が分散しない後者のグループをまず先に攻撃せよ」というセオリーとか、レベルアップしたときの音楽とか、そんなことしか憶えてないのだ。もっとストーリー上とか攻略上重要になるポイントとか、そういうのは完全に忘れているらしい。だいいち主人公に肉親がいたことすらも忘れてるし。

 つまり僕が何を言いたいのかというと、記憶力がいい加減にできていると2度目に遊んでもすごく新鮮でなんか知らんけどお得だ、ってことだ。ヤッタゼ!(そうやって自分をごまかす)

 « 前の記事
 « 「人生」トップページに戻る

「人生」から検索

「人生」RSS配信中

RSS 1.0 RSS 2.0 ATOM FEED RSD 1.0

(RSSの意味がわからないときは、気にしないのが一番です)

「人生」携帯版

アドレスを携帯に送る...

powered by MT4i