2003.11.03(ドラゴンクエストVIより)
駆け足でふりかえる
状況を整理してみよう。整理しないといけないのだ。整理しないとこの先大変なことになるのは前に遊んだときにたたっこまれているのだ。どう大変になるのかというと、ストーリー展開についていけなくなる。
そう、今日遊んでたらもうストーリーがものすごい勢いで展開してしまって、あわわあわわなってしまったのでもう大変。まさかこんな急展開になるとは思わなかった、そんな時期から振り返ってみよう。読んでる人にはいい迷惑だが、これが日記というものだ(わりと正しいことを言っているが、読み物としてその態度ははたしてどうか)。
前回の日記では、お使い問題にかたをつけようとしたところで保存したわけだが、ここから再開して、えーとまあ色々となんとかなった。ここは適当にぼかして書くわけですが。その結果としてリオのカーニバル的な事態が発生し(誇張表現あり)、えーとここでは結構グッときたりする場面もあったりして言いたいことはあるんだけど今は急展開が先決だ。自分のためにストーリー展開上大事そうな点をメモしておくと、主人公には使命があって青春を見守るのだ。ひどい文章だが、具体的な描写を隠しつつ大事そうな点をメモするとこのようになる。
で、サンバデジャネイロ的な事態(誇張)も明けて、大志はあっても具体的にどうすればいいのか分からないジェネレーションX的な僕は、当面いちばん物を知ってそうな某人物に会うことを目標にしたのだった。そのために色々努力して(このへんの展開はぼかす)仲間(*1)も増やしたりしながら真実と反射に関係のあるアイテムを探すことになる。うわあなんだかものすごいダイジェストぶりだ。
アイテムを探すっつっても手がかり皆無といっていい中、溺れる者はわらをもつかむ的にしょぼい情報を得て、そこから事態はわらしべ長者的な発展をみせ、例のなんやようわからん場所に僕らはいるのだ。もう文章としては破綻どころのさわぎではないが、このへんは駆け足でいく。
そして、この実際自分としてもわけのわからない場所で、さらにわけのわからないことが色々おきているのだった。
まず問題のひとつはこの場所(やや具体性をもたせるなら、船に関係のある町)がやたらと入り組んだつくりになっているということだ。単純に、道に迷う。ただでさえ勝手のわからない今この状況で、この入り組んだ地形は僕を混乱させるに十分だ。あ、そういう狙いなんだろうかもしかして。
それはともかく、今こののどかな町をゆるがす大事件(ワイドショー的表現)が起きている。具体的にはええと、家政婦は見た的な愛憎虚実入りまじるドロドロ事件だ。まあそんなところだ。
そういう全米震撼のかげで、主人公サイド的に色々と謎が多い状況でもある。大工とか、剣士とか、美女とか(三題小咄)。このへんゲーム上でも情報が非常に小出しなんで正直さっぱりわからないが、たぶん伏線なんだろう。
そして問題の最たるものは、ええと某お城に向かう船の存在で、これが話をややこしくしているのだ。そのMSX版有名シューティングゲームの名前と同じ城(←さらにややこしい説明)は、僕の知っている城なのか、それとも別の何かなのか。たぶんこのへんが解決されるとゲーム開始以降の様々な謎の核心にせまれるんだろうけど、今のところまだ謎は謎のままだ。
ふう。どうにか忘れないうちに状況を整理しきれたようだ(自分の中では)。
こうして整理してみると、ここまで入り組んだ展開はやっぱりドラクエの歴史上唯一といえる。まあ、多分。ゲーム序盤にこんなややこしい展開を持ってくるとはそうとうハードルの高い話だと思うんだけど、発売時期を考えるとちょうどドラクエを遊ぶ年齢層が高くなってきた時期だろうから、このくらいでちょうどよかったんだろうか。たしか僕が前に遊んで挫折したころといえば、ええと発売直後ではなくてけっこう時間経ってから買ったから、だいたいふてくされてばかりの10代を過ぎて分別もついて歳をとって未来の世界へ駆けてく(*2)ような時期だったはずだが、余裕でハードルにつまずいていた。ぜんぜん未来の世界に駆けてかなかった。もしかして当時こういう人も多かったりはしなかったのだろうか。
そうやって無理に仲間を見つけようとしつつ、とにかくこれから謎を解きはじめようと思います。順番としては家政婦は見た事件を解決するんだろうか。