2004.05.19(ドラゴンクエストVIより)
ドライブ野郎
というわけでレベル上げである。すでにクリアしたダンジョンで比較的格下の敵相手に経験値を稼ぐという、向上心があるんだかないんだかよくわからないことを続けていたのが前回。なんだかんだで全員が1レベル上がった。少ないとか言わないでほしいこちとら高橋名人の名誉に賭けてゲームは1日1時間以下なんだから。なんだかよくわからないけど。
で、1レベル上がるとけっこう劇的に強くなってるのがドラクエの油断ならないところ。このさいだからと行ってみましたよこの間ボッコボコにされた塔。そして口笛。奇しくも現われたのは、前回僕らパーティ一同を全滅させたドライブ野郎である。もちろん「ドライブやろう」というモンスター名ではないが、この日記の性質上具体名は避けている。とにかくドライブ野郎である。あいつの「さみだれ剣」は全体攻撃であり、防御力とHPの低い僧侶系の2人がまず血祭りにあげられ、そして回復呪文を失った残りの2人も……ああ……そんな憎いあいつである。さみだれ剣以外にも攻撃方法を持ってるくせに、やたらとさみだれ剣を連発するあいつである。4人パーティで現われた上に4人全員がさみだれ剣をかけてくることすらある、なんか殺意まんまんのあいつである。書いててだんだん腹立ってきた。
と言ったところでこちら側の攻撃方法はレベルが1レベル上がった以外別に変わらないので、とりあえず「まわしげり」と「いのちだいじに」で。
とか思ってたら、我らが精鋭たちはなんと1ターンであのドライブ野郎集団4名を血祭りにあげたのだった。しとめたのだった。あ、あんたら強えよ!
秘密は職業にあった。そういや1レベル上がる間に熟練度はけっこうたくさん上がっていたが、まさかそこで覚えたベギラゴンとラリホーマがこれほど有効だとは。
この強力きわまる攻撃呪文と補助呪文があれば、例のドライブ野郎などスクーターでいきがる田舎の暴走族以下のドライブぶりであり、まったくさみだれない(誤用)ままに倒すことが可能になる。こ、これだ!
これでどうにかこの塔で通用することが分かったので、今度は河岸をこっちに移して口笛と経験値稼ぎの宴を開催することにした。ドライブ野郎なんざ指先ひとつでダウンである。←いいすぎ 実際、前のダンジョンではやたら弱い敵のパーティが出てきて経験値稼ぎにならない場面もけっこうあったし。
でまあ経験値は高いしそれなりに通用するしで、昔のドラクエで「キメラ」だったモンスターが「キメイラ」になったのは商標権の問題かなあとかぼんやり思ったり、バオーって鳴きそうな見た目だからって「バオー」って名前はどうなんだろうとかぼんやり思ったりしながら口笛+殺戮を繰り返していたら、いつのまにかMPが空になっててベギラゴンもラリホーマも唱えられなくていやあまいったのなんの(血みどろの姿で)。
やっぱり強い呪文はそれなりにMP使うなあ。