人生: 銀色ふたたび

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2004.05.23(ドラゴンクエストVIより)

銀色ふたたび

 例の姫と鏡に関係する塔を突破した。
 塔は思ってたより広くなく、意外にあっさりとボス的存在の前にたどりついたのだった。むしろ「まさかこれはボスではあるまい」と思って話しかけたらそれがマジボスだったんでけっこう意表を突かれた。
 それはそれとして、問題はその比較的短い道のりの途中にあった。
 銀色である。
 具体的な表現をもちろん避けるが、例の銀色をしていてかなり速攻で逃げる敵がふたたび僕の前に現われたのだった。それも4匹パーティとかで。こ、こいつはまさしくパーティだぜ!とか言った直後に死にたくなるようなことを考えるほどに浮かれる状況である。さすがに以前と比べればこっちのレベルも上がってるとはいえ、4匹まとめて倒せば得られる経験値ははかり知れない(やや誇張)。しかも今、自パーティのうち2人は「まじんぎり(*1)」を憶えているのだ。か……勝てる! 俺…こいつに勝ったら故郷に帰って学校に行くよ……。←死が確定(*2)
 まあ不用意な一言で死は確定したものの、実際にはそんなこともなく無事に撃破。そして経験値につぐ経験値。いままで1階の入口でばかり「くちぶえ」を吹いてたので出てこなかったけど、どうやら2階より先にはけっこう銀色が出る様子。まあ今あえて経験値稼ぎでもあるまいからとその場で「くちぶえ」を吹くのはやめて塔をクリアするのに集中したわけですが。

 で、塔と姫と鏡の問題は解決しまして。例によって新たな地平に行けるような状況になったので、まあ、行くんですけど(←つまらない文章)。その前にちょっと自分たちの熟練度をチェックしてみると、あと30回ほど戦えばマスターになれると出ました。「マスターになれる」って書くとどうしても気さくなヒゲになれそうな印象があるんですが僕の場合。あと、こんな事を言いだす僕は死んだ方がましだって心から思う。
 で、どんな場所かはっきりしない新しい地平で熟練度マスターになるよりは、すでに勝手知ったるクリア済みダンジョンで熟練度上げたいというのが人情。人情かどうかは知らないけど、僕的には基本。だってさ、ヘタにイベント中とかに熟練度マスターになると、そのたび例の転職関係の施設に戻らなくちゃいけなくて話の腰が折れねえ?
 まあそんなわけでふたたび塔である。そしてこの塔で熟練度上げるなら、例の銀色4匹パーティを狩らない手はない。奴らを……思いのままに……KILL! なんでこんな意味のない文章書けるんだろう僕は。とかなんとかで「くちぶえ」連発。殺せ! 殺せ! 奴らを高くつるせ! そしたら降ろせ! やっぱりまた吊るせ! これを繰り返すというたぐいの拷問があるらしい。何の話だっけ。

 そんな殺る気まんまんで「くちぶえ」吹きまくってたんだけど、なぜか銀色は1匹も現われないまま熟練度がマスターになったので塔をリレミトで去りました。
 「また銀色にまんまとしてやられたわい」とか僕は銭形警部の声で思ったね。

*1 まじんぎり

だいたい1/2の確率で銀色を倒す特技。きわめて不正確な表現だが、僕にとって「まじんぎり」とはまさしくそういうものなのだ。

*2 死が確定

幸せに暮らすことを宣言したキャラクターはその直後に死ぬ。ナランチャのことですけど(ジョジョ)。

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