人生: 電源を切ラー7(最悪)

鉄の靴  > 人生  > 電源を切ラー7(最悪)

2005.07.11(Killer7より)

電源を切ラー7(最悪)

 ゲハハハハハヒャヒャッヒャ(「笑う顔」の声マネで)。いまひとつうまくいかねえなあ。←この人は本当に発声していました。今。マジで。
 さて今回第3話で真っ先に報告すべきことを先に。前回書いた、ムービーがなんか古いアニメっぽい! さながらシティーハンターのごとく! いつイルミネーション真下に見下ろし夜をエスカレーターが昇っていくのか気が気じゃないって書いたけど(一部の文章を第2シーズンにアップデート)、やはりアレは狙いだったというかそういう冗談だったようです。第3話のムービーはちゃんとゲーム画面に合わせたクールな感じのアニメでしたよ。さながらアニマトリックスばりの。観たことないからエンディングテーマの歌詞でボケれないのが残念ですが。なにはともあれホッとしましたよ。もしあれを天然でやってたらそれはさすがにちょっと引くし。

 さて、第3話。
 前回のガンアクションと平行してポリティカルサスペンス(?)が進行する強烈な展開から今度はどうなるのかとセーブデータをロードすると、まず始まるのがオープニングムービー。途中なかなかセクシャルな文章表現(*1)があって、おいおいこれレーティング的にセーフなの? いやはや最近のゲームキューブはすすんでますのうなんて具合にやぎヒゲをしごいておったら、次のシーンではあからさまにセクシャルな場面(*2)が登場しました。いやいくらなんでもこれはゲームキューブ的にアウトだろ! と思ってゲームの箱を見直すと、ちゃんと小さく「(CERO)18歳以上対象」になってました。あーそういやこの手の表記って確認して買ったこと生涯一度としてなかったわ。意味あるのか、CERO。あと関係ないけど、CEROのサイトのトップページの写真はなんだか腹立たしい。
 まあそれはさておき、我らキラー7はある人物と接触すべくアメリカ南部に渡ったのだった。今度は南部か。南部といえば銃を撃っては吹っ飛び関係の映画ではおなじみのボンクラ天国な舞台。キルビルジャパンに続いてテキサスとはあいかわらずやってくれるぜ! とか思いつつゲーム開始すると、いやあ心底ボンクラでした。何あの世界観。テキサスの青いバカって感じでしたよ。
 これ以上詳しく書くのはゲームやってない人に気が引けるのでおいとくとして、各話各話でえらく話のノリを変えてくるんだなあというのが僕の感想。もちろんそういうのはダレる心配がないんで大いに歓迎するところだ。
 ここに登場する敵は前回とくらべればかなりラクな相手で、撃ち放題に撃っては「You're fucked!」とか言ってましたが(コヨーテ・スミス)、あの敵だけはいただけない。ええと、具体的な表現をぼかして書けばデカい敵(おおざっぱな表現)。デカいくせに弱点は小さいわしばしば弱点が消えるわで狙いがつけにくいったらありゃしねえ。気がついたら接近されてドカーンですよ。3度ほどカエデ・スミスも死んだ。結局最後の頃は開き直ってケヴィン・スミスの特技「透明化」で逃げ回ってましたけど。いいんだ、もうアイツには勝てないと決めた。堂々とした弱発言。
 ボス戦直前で明らかになる巨大ビルに隠された秘密には「キミって信じられないくらいバカだな」と大いに感心し、ボス戦のボスの倒し方は本当、もうどうしようって感じにバカで、いやさっきからずっとホメてるんですよ? そんな第3話が無事完結したのだった。

 さてシナリオ終了時のセーブも終え、そろそろ電源を切ろうか……と思ったものの、これがつい先を見たくなって「第4話」のボタンを押してしまう。だって第3話のオープニングがあんなとんでもないやつだったら、そりゃ第4話のオープニングも見てみたくもなるじゃない。
 で、今度はアニメムービーじゃなくポリゴンモデルをそのまま使った、アクション&バイオレンスでほほうそう来ますか的な新たなる展開でオープニング完了。そして画面はそろそろおなじみになってきたイントロの舞台に。
 オープニングは見たしそろそろ電源を切る頃合いだろうと思いつつも、まあ勝手知ったるなんとやらでついいつもの「交渉」場面に突入。ここだけ見たら電源切ろうと思いつつ。さすがにそろそろセーブ地点からやり直すのが面倒くさいくらい話が進んでるぞ、と思いつつ。しかしどうやら今回はダン・スミス関連のストーリーらしい。ダン・スミスか! ダンといえば僕のお気に入りキャラである。でも「ダン」って名前だけで言っちゃうと『少年探偵団ダン』(ガモウひろし)っぽくてあんまり格好がつきませんね。←こんなことを考えてるひまがあるなら、電源切ってはどうか
 ダン・スミスにまつわる話……興味がないと言えば嘘になるが……とか真面目そうな顔で考えてる間にもゲームは進行、いつのまにか今回の舞台のとある遊技施設に着いていた。
 こ、こんな場所からスタートですかい! 面白そうだけど、展開読めねえ! とついついAボタンで先に進んだりして。いや、大丈夫。いまマップ確認したらすぐ先にセーブポイントがあるからそこでセーブして電源切るって寸法よ。
 そしてセーブポイント。このゲームのセーブポイントでは、セーブ以外にチュートリアルというかヒント的なアドバイスが聞けたりもする。そう、イワザルの出番である。
 まあセーブの前にイワザルの話は聞いといたほうがいいよな、まとめて聞いてからセーブする方が効率的だよな、と思いながら話を聞くと、それが今回の敵キャラ(新型)の情報。例によっていつものイワザル節で意味がわかるようなわからないような微妙な線で教えてくれる。
 ていうかどんな敵なのかかえって気になった! いかん、さすがにそろそろセーブして電源を切るはずの場面なのに! と思いつつもセーブしたその足が先の方向に向いてしまう。新しい敵、なるほどこいつか。あーはあはあこのキャラを、なるほどねえ。とか納得してる間にもどんどんゲームは進んでいく。おいおい、これいつヤメればいいんだよ、おいらキラー7にとり殺されちまうよう!とか古典落語の幽霊話みたいなことを考えてると、ボーっとしてたんで死角から現われた敵に殺されました(ゲーム的な意味で)。
 電源切った。

 さて第4話の序盤までゲーム進めてくと、ちょっとわかってきたことがある。スミス同盟(キラー7)が7人いるのは伊達じゃないってことだ。その話についてはまた次回。

*1 セクシャルな文章表現

たとえるなら、タランティーノ作品に登場したタランティーノが「ファック」って言うような感じの。

*2 あからさまにセクシャルな場面

たとえるなら、殺伐としたエマニエル夫人っぽい感じの。←たぶん違う

スミス同盟

 « 前の記事
 « 「人生」トップページに戻る

コメントを書く

名前

あらすじ

 匿名上等・あいさつ不要・タメぐち有りというルール無用の残虐ファイトがまかり通る悪夢のコメント欄。そこでは管理者の「なんかノリが合わねえ」の一言でコメントが削除される恐怖政治が横行していた。
 その時、この地獄の地にあえてコメントを投稿する恐れ知らずの猛者が現われたのだ! いや、あなたの事ですよ?
メールアドレス
ホームページ
 « 前の記事
 « 「人生」トップページに戻る

「人生」から検索

「人生」RSS配信中

RSS 1.0 RSS 2.0 ATOM FEED RSD 1.0

(RSSの意味がわからないときは、気にしないのが一番です)

「人生」携帯版

アドレスを携帯に送る...

powered by MT4i