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2005.07.29(シルバー事件より)

これまでのあらすじ

 そういえばまだこのゲームがどんな内容だったかひとことも書いてなかった。
 4日目にして初めてゲームの内容に踏み込むゲーム日記というのも画期的だ。ほめたたえるがよかろう(罪悪感)。

 と、言ったものの正直まだ先が見えないというか全体像が分からないというか。とりあえずいま目に見えていることだけを書けば、ある猟奇殺人犯を追っているところである。刑事物である。関係ないが僕は『「太陽にほえろ」のテーマ』とテクノミュージック初期の楽曲『POPCORN』がしばしばごっちゃになるのだが、僕だけだろうか? これだけ思ったことを何の推敲もせずにそのまま書くと、さすがに気が引けてくるものですね。
 刑事物ではあるが、それこそ『太陽にほえろ』から『ビバリーヒルズ・コップ』まで様々なのでひとくくりにするには早すぎるだろう。えーと、簡単に言えば、近未来もの。だいたいロボコップと同じくらい近未来。このたとえもちょっとどうかとは思う。だいいちこのゲームの舞台は20世紀末だし。
 主人公(?)スギウラは公安警察部に属する特殊部隊の一員である。特殊部隊なんで聞き込みとか家宅捜索とかはあんまりしない。仕事としては重犯罪人の確保あるいは処理である。
 このへんの描写がなかなか面白くて、ええとこれシナリオというよりシステムにまつわる話なんでぼかさず普通に書きますが、まさに近未来の特殊部隊だけあってデジタル化が進んでて格好いい。
 現代でも最前線なんかでは軍事衛星レベルで敵地のデータを分析した上で司令部が兵士1人1人の位置を常時把握してシステマティックに指示を出していく、なんつうかハイテク戦化しつつあるとかなんとかですが(あいまい知識発動)、このゲームはそういうノリで凶悪犯罪者を追うシステムとなっております。イメージとしては映画『ブラックホーク・ダウン』の調子が良かった頃とか、アニメ『ガサラキ』の最初の2話ぐらいとか、そのへんを思い出していただければゲームやってない人には分かりやすいかと思いますが、そのたとえ自体がいまひとつわかりづらくないか。
 まあ数歩歩くたびに無線連絡でチームの位置関係を把握しつつ(無線連絡が入る時にはもちろん「ガガッ」てノイズが入る)、司令部の指示に従って犯人の「位置」に向かっていくわけですよ簡単に言えば。そんなこんなで凶悪犯罪者を追いつめた我ら特殊部隊。が、そこに!
 てな具合で事態は急転直下。意外に早くゲームは特殊部隊のワクから外れて、司令部の指示もない単騎行動をせざるをえない状況に。いわゆる刑事部にあたる「24署凶悪犯罪課」の今にもジーパンとかマイコンとかのニックネームがつきそうな面々もバーンと顔見せして、もはや刑事物にならんとする勢いである。これから一体どうなるんだろうか。個人的には特殊部隊員のキルマシーンとして行動するのも雰囲気があって好きだったんですが。
 そんなこんなでポリゴン3Dの中を東西南北に進みつつ、時々現われる顔アイコンに話しかけたり要所要所でパズル的な暗号を解いたりして操作は進むのである。いまのは「操作」と「捜査」のかけことばだったのだが、こんなことなら言わなきゃよかったと後悔している。

 ちなみに現在の進行状況は、例の凶悪犯罪者の生い立ちが明らかになったところです。これから話はどう進むんだろうか。

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