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2005.08.11(サイレントヒル2 最期の詩より)

終わりと、そして始まり

 ゲームは終わった。
 最後のオチ的なアレ(ゲーム遊んでない人に配慮)は、なんというか綺麗な着地点だったのでそれほどビックリはしませんでした。個人的な感想としては、前作が最初から最後まで不条理である意味あんまりな話だったのに対して、今回はやけに理に落ちた話なんだなあという感じ。いいとか悪いとかいう話じゃなく、前作のノリで来るのかと思ったらちゃんと着地しちゃったんで、なんつうかそっちの方がビックリだ。
 詳しいことについて語ろうとすればしぜんネタバレになってしまうので何も書けないのですが、いちおう僕が迎えたエンディングは一番レベルが低いエンディングだったとは言っておこう(ゲームクリア後に見た攻略サイト情報)。
 最初の方でもちょっと言いましたが、個人の好き嫌いもあるだろうけどこういう初回プレーでクリアーに10時間超かかるゲームを明確な分岐点も無いマルチエンディングにするっていうのは、やっぱりプレイヤーに優しくない仕様だなーとは思う。そこの所だけはゲームを楽しく終えた今でもなお譲る気はない。全てのエンディングを見てみたいと思わせる面白いゲームだっただけになおさらなのだ。
 そこで例によって、皆さんのタレコミを募集します。他のエンディングでは、一体何が起こるのよ実際? まさかアレがアレしなかったりするのか。結局アレは最後にはアレなのか。あの人は他のエンディングではアレだったりして。そういやあの人、結局アレするためだけに出てきたんだろうか? ガンダムNT-1アレックスを「アレちゃん」と呼ぶのは、Gガンダムのアレンビー・ビアズリーとかぶるのではないのか?(「アレ」つながりのみ) そんなアレにまつわる話をコメント欄で教えていただきたい。礼ははずむぜ(何かを適当にバウンドさせて「ほーらこんなにはずんだ」とかごまかす気まんまん)。大丈夫、このページのコメント欄は管理者でありこの地上の支配者である僕が認証するまで表示されないシステムになってるから、いくらネタバレようが他の読者の人には迷惑はかからねえのです(なわけで掲載する際には検閲するので、むしろそっちをご了承ください)。さあ、(炭酸飲料などを)ふるってご投稿ください。
 あ、そういえばこの後に遊ぶゲームとかでおすすめのがあったらそれも教えてください。つうかここしばらく、『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』からこっち、殺ったり殺られたり己を試されたり衝撃展開だったりのゲームばっかり遊んでて、心にうるおいがないにもほどがあることに気づいたのです。のんきなゲームをやりたいのです。それでいて、そう言われてみると意外に思いつかないのです。正直申しまして悩んでおります。ヒントをください。
 具体的には、殺伐とした人死にがあんまりなくて、あと速攻ゲームオーバーになるおそれもそんなにないゲームを。つうか今手元にあるゲームで遊んでないのが『メダル・オブ・オナー』の新作という殺伐として人死にが大量で速攻ゲームオーバーの危機につねにさらされてるゲームだけで、よくもまあこれだけ自分の気持ちに反したゲーム買えんなお前って自分でも思う。積んどこうと思ってたんだよ! 積んだら他にやるゲームがなかったっていうのを忘れてただけで!(よくわからない動機)
 まあ人に薦められたからといって素直に遊ぶようなタマじゃない気もするんですが、それだけに教える方としては気楽に書いちゃえばいいじゃん。さあ、(炭酸飲料などを)ふるってご投稿ください。

 とか何とか言いながら、ゲームは続くのだった。意外な展開だ。
 そう、これはサイレントヒル2はサイレントヒル2でも『最期の詩』バージョンなので、おまけというか外伝的シナリオが付属しているのだ。
 というかこの外伝、このキャラがこの先どうなるかプレイヤーにはわかってるはずなのに、いったいどういうストーリーになるのだろう。ツイン・ピークスにおける『ローラ・パーマー最後の7日間』(*1)みたいなもんなのか。そうなるともはやゲームの体をすらなしていないことになるが、そういうものなのだろうか。
 明日から遊んでみます。

*1 『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最後の7日間』

テレビシリーズ『ツイン・ピークス』の映画版特別編。テレビ版が始まると同時に死んだローラ・パーマーが死ぬ前の7日間を描いている。広告では全ての謎が解き明かされるとかなんとか言われていたが、実のところ解き明かされるような謎はテレビ版であらかた解き明かされていたので、別に謎もへったくれもなくひたすらデヴィッド・リンチ監督の趣味だけが暴走していたすごい映画。

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