人生: そして終わり

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2005.08.12(サイレントヒル2 最期の詩より)

そして終わり

 けっきょく外伝シナリオは1日で終わりました。案外と早かったなあ。まあ外伝というかおまけなので、こんなもんなんだろう。
 とりあえず最初に遊んでまず悩んだのが、セーブポイントが見つからないということだ。書を捨てて町に出たものの(※書は捨てていません)、あちこちに広がる通りをどっちに向かえばいいのかがわからない。昨日まで遊んでた本編の内容から想像するに、こっちにいけばいいってことなんだろうかとか思いつつ、いやいやこっちか、あれ行き止まりか、じゃあこっちか、うわあ通行止めだ、等。けっこうあちこち行ったり来たりして、ようやくセーブポイントにたどりつきました。だいたいゲームの3分の1くらいがこのゴーストタウン散策に費やされていたような気がする。
 で、さすがに通りを歩くだけで終わるゲームなはずもなく、とある建物にレッツ不法侵入。というか包み隠さずに言ってしまうと、いわくありげな立派な洋館に。よ、洋館!?
 洋館て、それ、サイレントヒルの祖といえるあのゲームじゃん!
 なるほどさすがおまけシナリオだけにこんなウルトラCもありか(表現が古い)。いやあこのシナリオ、サイレントヒルの最大の特徴である「暗闇」をとっぱらって、あと「ラジオ」と「ライト」の2大アイテムもなくして、純粋に洋館の中で襲い来る怪物を銃で撃退、そして謎解きっていうサバイバルホラーやってるの。それってあのゲームですよどう見ても。
 サイレントヒルの方法論であのゲームをやってみるとどうなるかっていう実験というか、オマージュというか、それかパロディ。いやあもう全然怖くないの本当に。わざわざサイレントヒルの良さを削ってる(しかもあのゲームの良さには及んでない)わけで、おまけシナリオでしかやってはいけないことだけど、実際おまけシナリオなのでむしろ良し。怖くない分、サイレントヒル本編にもあのゲームにもない特別な隠し味が効いていてこれはこれで楽しめたし、実にいいおまけであったと素直に思います。もっと長いシナリオだとかえってやりすぎになってしまうところを、短編だから許される枠内でうまくまとめたっつうか。

 さて問題は次に遊ぶゲームだ。次に遊ぶゲームも用意しないままに思いのほか早く終わっちゃったんで、どうしよう。1日もゲームを遊ばないと死んでしまうようにショッカーに改造された(悪乗りで)この体、まあいざとなればメダルオブオナー遊べばいいんでしょういいんですが、おすすめゲーム(詳細は前回)をコメント欄で継続募集中。いや本当に。

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コメント

【1】ミソ

はじめまして。一日の最後に、このサイトを見るのが日課になってる学生です。m(_ _)m
サイレントヒル日記も楽しく拝見してました。
自分のオススメはPSの『神宮寺三郎 夢の終わりに』です。
ジャズ調の曲をバックに、寺田克也氏デザインのキャラクター達が新宿、歌舞伎町など実在の場所を舞台に繰り広げるドラマはハードボイルドな雰囲気バッチリです。
結構続いている神宮寺シリーズですが、中でも今作は人気が高いと評判です! ぜひどうぞ〜。

(2005.08.12 11:01PM)

【2】杉浦印字(サイトマスター)

ゴメン、それ前に遊んでた!(これほどに人のおすすめ意欲をそぐ言葉があろうか) せっかくのおすすめにのっけからこういうので申し訳ねえ。
そういや神宮寺シリーズとはなんだかんだで初代ファミコン版からずっと長いつきあいだなあ。初代(『新宿中央公園殺人事件』)は後のシリーズと一線を画するひどい出来でしたが、それだけに心に残る困ったゲームでした。

(2005.08.12 11:24PM)

【3】よしたか

GC「動物番長」はいかがでしょうか。アクションが野生に帰らせるというか、不思議な感覚に陥ります。途中途中入る文章も個人的にツボでした。
それか、PS2「ニュールーマニア ポロリ青春」。前作からシステムが微妙に変わりましたが、シナリオが相変わらず泣かせるんでオススメです。

(2005.08.13 03:40AM)

【4】杉浦印字(サイトマスター)

 なるほど動物番長かあ。発売当時はやりたいことといまひとつ合致してないアートワーク(主に背景)にちょっと引いたりもしたものですが。シナリオもガビンちゃん(敬称)だし結構好きになれるかも。
 つうかどっちも最大の問題は中古屋にも売ってないフォースがビンビン来てることなんですが。
 べ、別にみんな気を遣ってメインストリームから外れたゲームばっかり挙げなくてええのよ?

(2005.08.13 06:43AM)

【5】ミソ

んー、既にやられてたとは、、(^_^;)
ではしつこいですが
『ガラクタ名作劇場ラクガキ王国』はどうでしょうか?簡単に説明すると自分で書いた絵を闘わせるポケモンみたいなもんです。これを勧めるのは、杉浦さんがどんなモンスターを書くか(クサビテツゴロウとか!?)っていうのもあるんですが、、それを差し引いても安心した作りでまったり楽しめると思います。

(2005.08.13 11:34AM)

【6】杉浦印字(サイトマスター)

 『ラクガキ王国』は……なんか、違う!(あいまいな理由ここにきわまる)
 いや本当にうまく説明できないけど、そんなんなんですよ。なにが悪いわけではなく、いわば戦後というこの時代が悪かったのであろう。←もはや戦後ではないことをいまだ知らない御様子
 あるいはあの毒気のなさそうな世界観が僕にはまぶしすぎたのかもしれない。いやこれは本当。『ぼくのなつやすみ』とか遊んだら血へどとか吐きそうになりそうになったぐらいのヒネプレイヤーだからなあ。

(2005.08.13 11:36PM)

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