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2005.08.20(フロントミッション4(フォース)より)

導入部

 前回「この先しばらくはちょっと進めてはチュートリアルのくりかえしであろう」的なことを書いたら、いきなりどんどん話が進みました。効果てきめんってやつだ(ネガティブ思考)。
 このゲーム、2人の主人公による2つのストーリーが同時進行していく風なストーリーになっているらしいんだけど、えーとまず第1の主人公であるエルザ(前々回から出ずっぱり)であるが、謎のテロリストによる基地襲撃、そしてその背後に隠された秘密とは? せまり来る正体不明の敵ヴァンツァー部隊。謎を追え! ぼくらの戦術研究機関デュランダル! 君は小宇宙(コスモ)を感じたことがあるか──。みたいな話だったはずですよ。あと関係ないけど、チームの1人で調子のいい黒人オペレーター「ハーミーズ」の声が僕にはエディ・マーフィーの吹き替えの人の声で聞こえます。なんとなく。
 そしてもう1方のストーリー、『銀魂』のほうの近藤局長似ことダリルが主人公の「ダリル編」(ひねりゼロ)。ゲーム中の顔グラフィックは思ったより局長っぽくなかったので、なんというか、助かった。
 舞台は、どっか南米(あいまい)。ベネズエラ州のUSN(ニューコンチネント合衆国)独立宣言をきっかけに独立紛争が勃発。それはそれとして、日銭を稼ぐのが主眼でマジメに戦争する気がさらさらないダリル以下USN3馬鹿兵士たちは、偶然にもベネズエラ政府要人の隠し財産を発見。俺達にも運がまわってきたぜ!(ありがちな表現)とばかりに根こそぎいただいて軍も辞めて純白のメルセデスとプール付きのマンションと最高の女とベッドでドン・ペリニヨンを飲もうとした浜田省吾もとい3馬鹿兵士だったが、基本的に悪知恵は回るがあんま計画性とかない連中なんでそこかしこで危ない橋をわたったり(実際ミサイルとか撃たれた。橋で)結局持ち主に顔バレして逃げまどうハメになったりと大忙し。てなわりとライトタッチの話でした。
 ていうかこれ映画『スリー・キングス』まんまなストーリー(*1)ですが、まあ100%わざとというかオマージュのようなものだろうからつっこまない。個人的な意見としては、あんまり最近のモノをオマージュするとパクリパクリ言われるので、どうせなら『M★A★S★H』(*2)あたりの古典をオマれば(←新語)商業的にはよかったんじゃないのかしら。とか余計な心配をしてみる。
 さてそんなこんなでダリル一行のいまいち緊張感のない逃走劇が始まった……一方その頃(なのか?)エルザたちデュランダル隊はテロリストの手がかりを求めて、ヨーロッパのどっか(あいまい)に向かおうとしていた。TO BE CONTINUED。
 エルザ編になった途端にTO BE CONTINUEDになったのは、そこでセーブしてやめたからですよ。いやイベントシーンで歴戦の女兵士が仲間になったんで、とりあえず親睦会がわりにシミュレーターバトル(*3)をやってみたらけっこう時間食っちゃって。

*1 『スリー・キングス』

1999年公開、ジョージ・クルーニーほか。湾岸戦争停戦後のイラクで、日銭を稼ぐのが主眼でマジメに戦争する気がさらさらないクルーニー以下アメリカ軍3馬鹿兵士たちは、偶然にもフセインの隠し財産を発見。俺達にも運がまわってきたぜ!とばかりに(以下略)という導入部。

*2 『M★A★S★H』

1970年公開、ドナルド・サザーランドほか。軍隊コメディ映画と大真面目な反戦映画をシェフの気まぐれ味つけでミックスしてみました的な、わりと変わった映画。まあ時代が70年代だったからなー。

*3 シミュレーターバトル

コンピューター上のシミュレーターを使ってバーチャル敵軍と戦う模擬戦。経験値も稼げる。あと勝利するとお金ももらえるが、そこは不思議だと思う。

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