人生: 2つ目の町

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2006.06.07(MOTHER2より)

2つ目の町

 昨日発見したとんちアイデアを駆使してたどり着きましたのが2つ目の町。
 どんな町なのか、と君は問うかもしれない。そう……広い! おれはこの町を見て自分の小ささを知った。などと『華の慶次』より大胆に剽窃しながら説明してみたが、ことほどさようにこの町は広い。気がする(だいなし)。
 「ちず」で見るかぎり意外と1つ目の町とさほど広さは変わらないような気もするんだけど、なんとなく雰囲気的には広い。心の中では広島球場2個分は広い(広島球場の広さを毛ほどもイメージできないままたとえた。たぶん間違っている)。思うに、ここで起こっているいろいろなことの多さがこの町を実質以上に広く見せているんだろう。

 この町ではいま、何かが起きている(いつものことなのかもしれないが)。これから先、何かが起ころうとしている(町自体は単なる話の起点であって実際には町以外の場所で起こるのかもしれないが)。
 いちいち予防線を張っていたらなんだかよくわからなくなってしまった。とにかくこの町にはいわゆるイベントが多い。妙に多い。
 旅から旅のバンドマン達と、連日満員のライブシアター。それにいわくありげなオーナー。巨大で奇妙なバザール。それを治める元締めの存在。役に立つかどうかわからないまま売られている様々な物、物。ずっと前から出会うような気がしていた少女。都会ならではの巨大なデパートビル。長距離バスと不思議なトンネル。対照的なふたりの発明家。どこかにコミュニティを作っているらしい新興宗教集団。本当か嘘かもわからない誘拐事件。遠くにあるという「グレートフル・デッド」。

 何が起きるのか、何も起きないのか。さすがにこれだけあって何も起きないってことはないだろうけど、いったい何がどうなるのかはさっぱりわからない。
 ホテルに泊まって様子を見て、とりあえず当面なすべきことだけはなんとなくわかった。とにかくあそこに行こう。このこんがらがった町の糸も多少はほぐれるかもしれない(詩的表現)。それか、少なくともこの持てる限界一杯まで買い込んでもまだ余るアイテムの山をもうちょっと何とかできるようになるんじゃないだろうか。いや、そろそろパーティーに仲間が1人くらい増えてもいいような気がして。そしたらアイテム欄もけっこう増えると思うんだ。

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 匿名上等・あいさつ不要・タメぐち有りというルール無用の残虐ファイトがまかり通る悪夢のコメント欄。そこでは管理者の「なんかノリが合わねえ」の一言でコメントが削除される恐怖政治が横行していた。
 その時、この地獄の地にあえてコメントを投稿する恐れ知らずの猛者が現われたのだ! いや、あなたの事ですよ?
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