人生: 旅の仲間

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2006.06.15(MOTHER2より)

旅の仲間

 せつない一人旅もおそらくなかばあたり(あいまい)を過ぎ、なんだかよくわからない洞窟に入る。この「なんだかよくわからない」は抽象的にぼかしたわけではなく、普通によくわからないというか特にいわれがない、素な洞窟であるのでむしろ説明のしようがないのだった。とりあえず敵とか出る。あと戦う。HP減る。食べ物食べる。回復。俺、お前、トモダチ(←よくわからなくなった)。
 友達といえば(←強引につなげた)、ちょっとした旅の道連れがここにいる。ゲームやってない人むけにぼんやりと表現すると、変わった動物である。アニマルである。浜口(とりあえず言いたかったが、後悔)。
 本当アニマルだけあってこれがまあ戦力にまったくならないんだけど、前回の日記で書いたようにことさらさびしい一人旅なので、こういうちょっとした道連れがいるのは心のなぐさめになるのだった。アニマルだけあって操作する主人公より遅れてついてきたりよけいな寄り道をしたりするんだけど、僕としてはうっかり置きざりにしないようにできるだけ待ってやることにしている。いや、ゲームシステムから考えてどんどん先に歩いていこうが画面が切り替わったらすぐ隣にいつのまにかいると思うんだけど、そうは言っても不安な一人旅なのだ。ここ強調するけど。大事な道連れなのだ。
 話の流れから言って、そのうちすぐに彼とは別れがくると思うのだけど、せめてそれまでは二人肩を寄せて歩いていきたい……人間って弱いものよ……
 とか言ってたら別れの時が来た。早え! しかもあいつ何の迷いもなく去ってくよ! いやしょせんアニマルですからそうだろうとは思ってましたが、涙の別れ成分がかけらもないなあおい。
 えーと、しょせん男は1人! 馴れ合いなど不要! そういう感じで! とかさっきまでと180度方針を転換して歩を進めてみると、見たことのない敵が現われた。
 前も書いたっけ。このゲームの場合敵はフィールド上を歩いていて、そいつにぶつかると戦闘になるのです。まあたいていの場合敵は主人公に猛烈タックルをかます勢いで迫ってくるので発見=戦闘といって過言ではないですが。
 そんなこんなでぶつかった敵。比較的巨大。まあBGMがわりとのんきなんで適当に戦ってみると、これが常識外れに強いんですがマジで。し、しまった、こいつボスか! さっきアニマルと別れたのはイベント直前だったからか!
 気付いた頃にはすでに回復アイテムも底を尽き、あと一撃で確実にSATSUGAIされるというピンチでどうにか倒しました。あ、あぶねえ!
 そして目の前にひらける謎めいた地形。巨大な遺跡。これは一大イベントの予感。
 …………特にできることがなかったので引き返しました。

 とんだスカシが入ったものの、道はまだ先に続いている。この先のどこかに何かがあるんだろうかって思ってたら見覚えのある敵がフィールドに現われた。
 お、おい、さっきのボス敵じゃんかこれ!
 無理無理ぜったいムリ、確実にあと一撃でやられるっていうのにこんなのと戦えないから! とか逃げ出したら別方向からもう1体現われた。虎眼流に道場破りに来たときの伊良子清玄ばりに逃げ場を封じられている。て、てめえら!(いちおう説明しておくと、『シグルイ』の話ですよ) そんなすくたれ者の僕ですが超人的な跳躍っぽい動きでなんとか包囲を突破。いやていうかあれ実はボスでもなんでもなかったのか。ザコ敵のくせにどんだけ強いのか。掛川に龍が潜みおるか。てな感じ(説明にならず)でほうほうのていで逃げ回る。
 走ったその先に見える謎の建造物! そして駆け込んだそこで彼が見たものは! TO BE CONTINUED。

 で、いまは3番目の町に話が戻り、今日が我々の独立記念日なのだ!と大統領がぶちあげかねないような戦いの火ぶたが切って落とされる寸前の場面です。肝心のところははしょってみた。

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 匿名上等・あいさつ不要・タメぐち有りというルール無用の残虐ファイトがまかり通る悪夢のコメント欄。そこでは管理者の「なんかノリが合わねえ」の一言でコメントが削除される恐怖政治が横行していた。
 その時、この地獄の地にあえてコメントを投稿する恐れ知らずの猛者が現われたのだ! いや、あなたの事ですよ?
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