人生: 本当に3Dというやつは

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2004.08.11(ドラゴンクエストVより)

本当に3Dというやつは

 実はドラクエとかまたしても始めてました。
 軽い気持ちでちょっとさわる程度のつもりでやってみたら10時間とか遊んでて驚いた。これはもはや事件だ。その、催眠的な。(早くも事件性が希薄になる)
 10時間。ドラクエのそれも『5』の序盤で10時間といえばそうとうな量である。やったことある人ならなんとなく想像つくだろうけど、例の急展開をこなしてなおあまりある時間である。具体的には、えーと、具体的かつ未プレーの人のためにぼかして言うと、被搾取階級から脱してしばらくたって、鏡に関係のある塔をも越えたあたり。よし、まあ、なんとか言えた。

 なんだってドラクエ5を始めたのか、そこから説明せねばなるまい。
 なるまいってことはないけど、やはりなるまい。このいつもながら回りくどい日記としてはなるまい。
 僕はそもそも3Dのゲームがおおむねだめな人間だ。世の中にそういう人はあんがい多く、その理由も見づらいとか2Dじゃないとだめだとか3D酔いするとかさまざまだが、僕の場合は単純に道に迷うからだ。
 以前にさんざんその話はしたんで(このとき)くり返さないが、とにかくもう今後ゼルダの最新版が決して楽しめない人間なのだとゼルダそのものに突き付けられたあの経験は、僕のゲーム体験の中でもワーストから数えて何位っていうくらい悲しい経験だったのだ。結局その話くり返してるけど。
 そこでドラクエだ。今度出るっていう噂の『8』はなんだか知らないが3Dだというじゃないか。ドラクエ、お前もか! ゲーム雑誌とかチラチラと横目で見るに(僕はドラクエに関しては発売前情報をできるだけ見ずにやってきたいので、このへんのさじ加減が難しい)、どうやら広いフィールドを360度走り回るらしいじゃないか。どういう意味で走るのかは、あくまで横目チラなんでわかんないけど。
 もしもゼルダに続いてドラクエまでも遊べないとしたら、こいつは、その、なんか想像しただけで悲しくなってきた。この文章まだ書き続けないとダメですか。そんぐらいつらい想像なのでてっとり早く進めると、とにかく心の準備はしておかねばなるまいっていうことですよ。3D空間に対して。あと、3Dでけっこうリアルに鳥山キャラ描かれるみたいなんでそれも自分に合うのかどうかという点に関しても。僕個人に関していえば、ドラクエのキャラはあくまでテレビ画面上のドット絵であって鳥山キャラをイメージして遊んでたわけではないのだ。経験上。
 そこで『5』だ。さっきから「5」と言っちゃいるが、これはいわゆるプレステ2版ドラクエ5のこと。つまりスーファミ版のリメイクであり、画面の絵ヅラ的には『8』に直接つらなる流れの『5』である。ややこしいけど。スーファミ版『5』はかつて遊びおおいに楽しみそしてクリアしたことがある。いまここで買って遊んでも、そしてやっぱり3Dダメだわってことになっても、まあシナリオ上は1度クリアしたことのあるゲームだからそれほどダメージもでかくないんじゃないだろうか。それに中古屋でパッケージ見たところによると『8』のデモムービーがおまけについてくるらしいし、『8』の様子見にはベストとすらいえるだろう。

 で、遊んでみました! 結果、まあ……多分……大丈夫なんじゃないの? イケるんじゃないの? コレ。極端に高低差を活かしたダンジョンとか作られないかぎり、なんとか遊べるんじゃないの? いや、まあ、これあくまで『5』のリメイクだから3Dに特化してないしそういう意味ではなんともいえないんだけど、しかし……今の段階でなら言える。たぶん大丈夫と!
 よっしゃ、遊ぶぜ! 思い切って遊ぶぜ! あ、とりあえず『5』をですよ?

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