トランスフォーマー1999: Ultra Magnus アルトラ・マグナス

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Autobot オートボット軍 ▼解説

Ultra Magnus アルトラ・マグナス

[画像]

語源:超・高大 (ultra magnum) の改変(※Magnusは男性名)

City Commander (全権司令官)

「意志を貫き通す事に勝利はある」

パワー 9知能 9スピード 6持久力 8
階級 8勇気 9火力 6技能 8

 アルトラ・マグナスは全身これ兵士である。彼にとってオプティマス・プライムの命令を遂行する時こそが平穏のきわみなのだ。卓越した戦闘技能をもち、勇気にあふれ、とっさの判断にも優れている男。リーダー的立場には居心地の悪さを感じるばかりの彼だが、反面すぐれた司令官でもあるのだ。
 48km離れた標的をも撃ち抜くミサイルランチャーを装備。性格は断固として公正、絶対的な勇気の持ち主。人々と指令のためならば自らをいつでも犠牲にする覚悟でいる。

ロボット ⇔ 車輌輸送車(白/青)

日本名:ウルトラマグナス(原名の日本語風発音)

コラム:アルトラ・マグナスの秘密

 TFの原型となった『ダイアクロン』シリーズでは、このトイ(『パワードコンボイ』)はオプティマス・プライム(ダイアクロンでは『バトルコンボイ』)のアッパー・バージョンとして位置づけられており、そのため車輌形態でのキャブ(索引車)部分はオプティマス・プライムそのものである。
 当然このキャブが変形するとオプティマス・プライムのロボット形態そっくりになるのだが、TFでは設定上この件についてまったく触れられておらず、アニメやコミックではそもそもこの変形の存在が無視されてしまった。
 実際のトイではロボット形態に変形したキャブを、さらに包みこむ形でトレーラー部分が変形し大型ロボット(TFでのアルトラ・マグナスのロボット形態)になるという仕様で、無視するには少々無理があるのだが……。
 おそらくこれは映画『TRANSFORMERS: THE MOVIE』でのオプティマス・プライムの死というストーリーラインと整合性を持たせつつ、トイ展開としてはアルトラ・マグナスをリリースするという綱渡りの結果だったのだろう。また日本のロボット物では定番の「増加ユニットによるパワーアップ」という文法が、当時のアメリカにはまったく根付いていなかったことも無関係ではなさそうだ(こうしたパワーアップ・システムはUS版では'88年リリースのパワーマスター版オプティマス・プライムの登場を待たねばならない)。
▼原文を読む
2005.06.14 記録

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