人生: 過去ログ 2003年04月

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過去ログ 2003年04月

※下に行くほど新しい記事です。

2003.04.01(ファイナルファンタジー タクティクス アドバンスより)

遊べてない

 遊べてねー! ここ最近FFTAが遊べてねー! こいつはゆゆしき事態だ。
 というか、遊ぶ機会はおおいにあるんですよ。家帰ってからとか。せっかくゲームボーイプレイヤーあるんだし。ただここで問題はゲボアドSPも持っていることで、あーせっかくだから電車乗ってる間とかに遊んだ方が時間を有効利用っつう感じでなんかいいよなーとか思ってしまうことにある。そうやって家では遊ばずにいたものの、いざ電車乗ってみたらなんか知らないけどやたら混んでるのよこれが。ふだんはないぐらいの密度で。せっかくのゲボアドSPといっても、あれ両手持ちが基本というか片手だと不可能なレベルの構造になってて、吊り革つかまりながらだとエスピれねえわけですよどう見ても。あと、「エスピる」という表現はもう二度と使わない。
 そんなこんなで、結局遊んだといえばえーと、とあるクエストに1人派遣して、自分らは適当に3歩ばかり歩いて、すると派遣した社員が帰ってきておみやげをくれる (おおむねあってる説明) という、そのぐらいしかやってません! あ、でもその後増えた仲間に武器を買ったりしたけど。まあつまり本題であるところのあの斜め45°画面で敵とどつき合うアレを全然やってないわけでしてな?

 明日こそはちゃんとやろう。

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2003.04.06(テレビの話より)

キャッツ!ニャー!キャッツ!ニャー!キャッツ!ニャー!!

 いーいーモーノー見してもらったー!
 つう訳 (前回参照) で唐突に先週日曜『木更津キャッツアイ』のビデオ全巻借りて(*1)1日約1エピソードテンションで見てて、今日無事に最終回を迎えました。
 いやー二度目だけど面白かったー。最高に変でバカバカしくて、そのくせ妙に理におちててテンション異常に高くてテンポ凶暴に早くてそれでいて時々ジンとさせて。あーもうこのさいDVD買おうかなー。高いなー。
 ぶっさんも格好良かったー。しかめっ面の似合う俳優ランキングではいま日本で五指に入りかねない。笑顔もイカすぜ。笑顔といえばアニかわいいー。それとマスターいいやつー。うっちー変ー。バンビ普通ー (いい意味) 。
 いや本当いつかまたこういう名作に出会いたいものですな。というか、ふだんドラマのチェックとかしてないから出会う確率が天文学的に少ないので困る。宮藤脚本の新作はいつ? え? もう2週間切ってる? マジで? オフィシャルサイトとかあんま見ないからなー。
 って映画化ってなんだよ! 初めて聞いたよ! 冗談だろ! マジで!? マジなの!? うわーっ!

*1 ビデオ全巻借りて

僕の地方では再放送やってないので、別にスットコアイデアという訳ではない。

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2003.04.08(ファイナルファンタジー タクティクス アドバンスより)

明日のことは誰もわからない

 おーもーしーれー!
 とまあ物凄い楽しんでるわけですが。なんつうか毎朝毎晩ぶじに電車内でゲボアドSPを起動できる状況になりまして。これはもうノーベル賞ものの楽しさだな!とか戦後ひとけたばりの意見すら言い出す始末で。
 実際ゲームの遊び方がひととおりわかって、敵を倒して新しい武器を買ってまた敵を倒し、っつう一種のルーチンワーク体制が整うとこれがなんつうか普通に楽しい。いわゆるクォータービューのシミュレーションRPGとしてすごくちゃんとよくできた堅実な楽しさ。それを車内でちょっとずつ遊ぶ愉快かげん。
 ただまあなにぶん電車の中とかでしか遊んでないんで、まだ序盤もいいとこです。具体的にはクランレベルが表示されるようになったとこ。それでこの序盤に到達して思ったんですけど、えーと、たぶんこのゲーム途中で遊ばなくなる。
 この段階になると新たにこのゲーム中の総クエスト数が表示されるようになるのだが、この量がただごとじゃないのである。尋常ではない量なのである。まあ仮に半分がバトルを経由しない、いわゆる「派遣」クエストだったとしても、残り半分を全部遊んでもそれ相当な量だろう、っつうことになってるのである。仮にそのうちさらに半分はやりこみゲーマーのための格上クエストだったとしても、うーんまだ残り1/4を全部遊べるかっつうと、いまの電車内ゲボアドペースで考えて、まあ、たぶん無理。っていう感じで。
 まあなんつうかこのゲーム、シナリオ面ではわりと淡泊っぽいというか、実際まだ序盤なんでなんともいいがたいですが、思うに先が気になって死にかけるとかそういう種類のゲームではなかろうという気がするので、途中でやめてもおおいにアリっていうか、実際いま現在はものすごく楽しんでるわけで、今が楽しければ先のことはどうでもいいのです。そんなエセゲーマー魂で今後ともいきたい。
おおざっぱな日記だなーって、自分でも思う。

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2003.04.15(その他もろもろの話より)

だいなし

 だいなし率、ということを特に意味なく考えてみた。
 まあ、なんていうか……ちょっとうっかりして……、メールのデータ全部、消えちゃったんだよね(*1)。ああそうさ、全部俺が悪いさ!(逆切れしておけばとりあえずなんとかなると思っている)
 アウトルックエキスプレスじゃそんなの余裕で何度でも起こることですよ、なんてなぐさめ (になってないなぐさめ) もいただいたりしつつ、あーというか実際OE使ってなかった僕としてはこんなのかつて一度としてなかったことですので、メール使える環境になって以来数年間のすべてのメールデータが消えた計算になる。正直これはへこむ話だ。別にそのメールの大半はずっと前に買った通販の控えだったりくだらない商品おしらせメールマガジンだったりするんだけど、なんていうか日記とか何年も書いてる人が何かの理由で日記帳全部なくしたらこんな気持ちになるんじゃないだろうか。

 それで話は最初の「だいなし率」に戻る。思ったんだがコンピュータのデータは、ものすごくだいなしにしやすいと思う。まあ今回の例は特殊として、理論上はちょっとこうマウスを右から左にやってクリックとかするだけで、簡単に数年来のデータをだいなしにすることが可能だ。この簡便さはただごとではない。だってさっき例に出した日記帳だって、いざだいなしにしようと思ったらけっこう大変じゃないか。水に濡らしたぐらいではだいなしとは言えまい。読めるし。ゴミ箱に捨てることは簡単だが、数年分数十年分と「容量」が増えれば増えるほど、物理的に重くなって捨てることは難しくなる。焼くったって、それも大変だし。しこうして紙メディアはおおむねだいなし率が低いと言えるだろう。
 逆にホワイトボードとか黒板とかっていうのは、消すのが簡単な一方で、別にそれほどたいしたこと書かれないから「率」としては低めと言えるんじゃないだろうか。クリエイティビリティーが低いっていうか。
 そう考えると「料理」なんてのはわりとクリエイティブにもかかわらず、かなりだいなし率の高いものと言える。たとえばここに星一徹がひとりいるとしよう。どうだ余裕でだいなしになるだろう(*2)。まあ一徹は余計としても、皿を180°回転させるだけでだいなしにできるっていうのはポイント高いですよね。なにがポイントだ。ともあれ、だいなし率はしばしば重力の強い影響を受ける。マイセンの高級絵皿なんかもだいなし率、高いと思いますよ。
 ここまできちんと読んでくれた人 (←すごい意志の力をもつ人) はもうおわかりだろう。つまりだいなし率というのは、(情報の重要性 × 消去のしやすさ)という式であらわすことができる。適当なことばっかり言いやがってとか思われている。
 そこで考えるのは、史上最もだいなし率の高いメディアとは何か、ということだ。これが意外に難しいところで、あんまり消去しやすいメディアだとそもそもそこに情報をこめるということをしないわけで、メディアとして成り立たなくなる。なんだこの話はメディア論だったのか。まあそんなわけもないが、実際その意味だいなし率の激高いメディアって考えるとけっこう難しいわけです。
 で、最終的に僕はこういう結論にたどりついた。いちばんだいなし率の高いメディアは、たぶん、「砂に書いたラブレター」だ。

*1 メールのデータ全部、消えちゃったんだよね

詳しく説明すると長くなるが、別にゴミ箱に捨てちゃったとかではないことだけはせめて自分の名誉のために言わせてください。

*2 星一徹

これは有名な「ちゃぶ台がえし」のことを言っているが、もちろんあれが伝説であって『巨人の星』本編では一徹氏はそんなに食事を粗末にしていないということも僕は知っている。だからどうした。

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