人生: 過去ログ 1999年01月

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過去ログ 1999年01月

※下に行くほど新しい記事です。

1999.01.01(夢トイレより)

ファンゴリア

 そこは田舎の祖母の家の畳敷きの一室だが、なぜかそこには和式トイレが設置されている。
 トイレがあるとはいえ落ち着けない場所なので躊躇する私。よく見れば水洗のトイレだが、前に使った人が水を流し切っていなかったらしく、張り水が濁っている。とにかく水を流してみると、水流とともに異様な物体が流れてくる。
 大きさはちょうど和式トイレ一杯に広がるくらい。ナメクジのような生物と言えば近いだろうか。しかし表面は硬質で、背は魚の鱗にも似ている。腹は逆に魚の肉のように赤く筋が走っている。全体の印象は「巨大でナメクジのようにゆっくりと動く、マグロの切り身」のようといえる。
 私はトイレの事も忘れ、怪生物と対決するのだった。

いや度:★★★★★★★★★★★★★★★★★★

巨大で動くマグロの切り身というのは、トイレ抜きで考えても人生一、二を争う異常さだった。それがトイレの排水口から流れてくるというのも驚異的といえる。私はどうかしていたとしか思えない。夢の中でもあまりのインパクトにトイレは完全に忘れ去られ、その後ゴーストバスターズ風な対決シーンが展開する。

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1999.01.01(夢トイレより)

人生最悪の夢

 田舎の祖母の家で夜中に目が覚めた私は、トイレに行こうとする。慣れない家で明かりのスイッチの場所が分からず、暗い中を私は手探りで歩く。
 トイレの扉を見つけ、中に入った私は奇妙な違和感をおぼえた。不思議に思いながらも電灯をつけると、狭いトイレの中は壁から天井にいたるまで、ベンジョコオロギがびっしりと……。

いや度:測定不能

その瞬間に目が覚めた。目が覚めてくれて本当によかったと思う。

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1999.01.01(夢トイレより)

ヨドバシカメラの暗部(その1)

 ヨドバシカメラで買物をしていた私は、トイレを探している。
「お手洗い」の表示のある個室のドアを開けると、しかしそこは撮影スタジオのような場所だった。部屋は2畳ほどの狭さしかないが、中では暗幕や三脚がセットされていて、カメラマンや助手らしき人もいる。
 どうやらヨドバシカメラのスペースが手狭なため、本来トイレであるはずのこの場所での撮影を余儀なくされているらしい。彼らは申し訳なさそうに便器の場所を教えてくれた。しかし部屋の隅にあったそれは「非常口」と書かれた非常灯である。蓋を開けると確かに排水口があり、便器としても使用可能らしいのだが、私は躊躇する。周囲では撮影の準備が進む。

いや度:★★★★

夢の中とはいえ「ヨドバシカメラ → カメラ撮影」という安直さが泣かせる。そして夢はさらにヨドバシカメラの暗部を鋭くえぐるのだ。

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1999.01.01(夢トイレより)

ヨドバシカメラの暗部(その2)

 私はまだヨドバシカメラの中にいる。先程のトイレをあきらめた私は、別のトイレを探して部屋を出る。
 すぐにトイレらしき場所が見つかるのだが、そこはごく普通の販売コーナーだった。コンパニオン嬢がパソコンのチラシを配っている横に、小用の便器が設置されている。彼女は「こちらでどうぞ」と笑って言うのだが、私は躊躇する。

いや度:★★★★★

どうやらヨドバシカメラはかつてないスペース不足に悩まされているらしい。しかし夢はさらにヨドバシカメラの欺瞞にせまる。

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1999.01.01(夢トイレより)

ヨドバシカメラの暗部(その3)

 私はまだヨドバシカメラの中にいる。先程のトイレをあきらめた私は、ふたたび別のトイレを探す。
 この際しかたなく、従業員用のトイレを求め2階に上がる私(この夢の中では2階フロア全体が倉庫になっている)。
 階段を上がるとそこはワンフロアぶち抜きの倉庫で、ずらりと製品の入った段ボール箱が並び、店員達が行き交っている。一般人の姿も多い。よく見ると地下鉄さっぽろ駅の出入口がこの階につながっているようだ。さらに観察すると、右手には銭湯のような巨大な湯船が壁一面に並び、湯気を立てているのが見える。しかしそれは夢の中ではトイレで、私はそのことを知っている。見ると、何人かの男性はすでに用を足している最中だった。
 私も同様に湯船のへりに立つ。顔にかかる湯気が汚ならしいなと思いつつ用を足していると、横から地下鉄から降りてきた中年女性の一団が近付くのが見える。私は見られてはばつが悪いので、彼女たちが方向を変えてくれればと祈っている。

いや度:★★★★

実はヨドバシカメラのスペースは店員が独占していた! こんな大名商売が許されるだろうか。それにしても夢の内容はどんどん現実から遊離していっている。

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1999.01.01(夢トイレより)

実験施設

 駅のトイレは、奇妙なつくりだった。
 イメージとしては倉庫に近いだろうか。ひどく広く、窓がないせいで薄暗い。仕分ける壁もないがらんとした空間の中に、ただひたすら男性用便器がずらりと並んでいる。
 特に奇妙に思えたのは、便器の形がそれぞれ違うことだった。公衆トイレで見かけるようなありとあらゆる形・材質の便器が無秩序に並んでいる。夢の中の私は、この場所が公衆トイレのテストケースであり、試験的に様々な便器を配置していることに思い至る。
 私は手近な便器に近付くが、そのとたん頭上のシャワーから温水が吹き出したので、慌ててその場を離れる。人が近付くとシャワーで便器一帯を洗い流すようになっているのだ。だがこれでは用を足そうとするとずぶ濡れになってしまう。私は他の便器を試すが、同じようにシャワーが吹き出す。シャワーのない便器があるかと思えば、それは誰か先客が使用中だった。あるいは外から丸見えだったり、またあるいはまったくの子供向けで位置が異常に低かったりと、広いトイレの中にまともな便器が見当たらない。

 私はようやくシャワーの出ないトイレを探し当てる。それは壁に対して直角に立っている便器で、使用者は壁を見ながら用を足さなければいけない(便器に正対してはならない。なぜなら「普通」トイレは壁を見ながら用を足すものだからだ)。
 やりにくいことこの上ないが、他にましな便器も無いので私はここで用を足すことに決める。

いや度:★★★

ここで目が覚めた。危ない危ない。
「頭上からシャワーの出る公衆トイレ」は2度目の登場だ。もしかすると、忘れているだけでもっと見ているのかもしれない。

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