過去ログ 1999年05月
※下に行くほど新しい記事です。
1999.05.22(映画の話より)
君は『ムトゥ・踊るマハラジャ』を見たか!?
スゲエよインド人。完璧に予想以上でした。とにかく一度でいいから見てください。二度見るもんでもないと思うが。いやオレは見るかも。見ないかも。私の話なんかどうでもいいですか。もうあらゆる演出が必要以上なんですよ。いや本当にあんな猛烈な主人公の登場シーンは見たことないですよ。あんな大げさなキスシーン初めて見ましたよ。金の使いどころ間違ってますよ。サム・ペキンパーばりの強烈なカメラワーク! 香港映画もびっくりのアクションシーン! ハリウッド映画でもかつてなかったような無駄な馬車チェイス! そしてわかりやすすぎるギャグ! 大いに笑った上、最後にはジンとさせられちゃったりもして。
僕を信じて観てください。おもしろくなくても責任はとりません。僕を信じた貴様が悪いのです。
補足:釈迦の思想をある程度知っていると、いっそう感動できます。さすがインドって初期の仏教哲学がきちんと残ってる。
1999.05.25(ゲーム絵より)
リンクの冒険
いきおいで30分くらい(総計)で描いた。ゼルダ、好きだったんだけど。いや、いつかは最初からやりなおすんだ。今度こそ最後まで。そのつもりではいるんだ。
1999.05.29(その他もろもろの話より)
政子チャン
地下鉄に乗るおれ。比較的空いた車内できっちり席も確保。と、真向かいの席にポップなスタイルのナイスウーマンが。というかどちらかといえばポップすぎ。むしろアバンギャルド。カラーコーディネートしすぎ。ありていにいえば大屋政子の化身みたいな人が座っていた。まあ別にいいかと思って文庫本に目を落とすおれの視界の隅を、政子の化身(すでに決定済み)周辺の何かがチラチラかすめる。what!? 目を上げると政子の化身、足の組み替え作業中。一度だけではあきたらず、右足を組んだかと思えば数秒後には左足にチェンジ。組み替えにつぐ組み替え。その見事な連携プレーに「蹴り技!?(しかも無限コンボ)」とすら思うほど。というかおれ、誘われている!? like a 氷の微笑? でも政子の化身。単に痛い人と思われます(報告)。
そんな一日。
1999.05.30(その他もろもろの話より)
テレホンショッキング
トルルルルル、トルルルルル、トルガチャ。「あ、おれ。今ヒマ? 近く来てっから遊びに行こうと思ったんだけど」
「ゴメン、もうすぐ出かけんだわ。デート。もう大デート作戦敢行」
「嘘。マジ? お前彼女できたわけ? 誰? おれの知ってるやつ?」
「んー、バイト先の娘だから、たぶん知らない。ひひひ」
「なんかマジ腹立つ、こいつ。絶対今度殺す。どんな娘? まさか美女? 芸能人で言うとどんな?」
「似てるっていうか、あんまりいない。そういうのは」
「イメージさせろよ。さしてくれよ。じゃあ髪とか、ロング? ショート?」
「あ、斑(まだら)」
「え?」
「イメージ的には、なんか蛭(ひる)みたいな娘」
「え?」
1999.05.30(PC関係の話より)
とりあえず突っこんでおく
誰もが思うけどいちいち突っこまないことに突っこみを入れる男参上! つまりそれは私のことですか。アルファ・オメガソフトの新製品『マウス・フォン』ってご存知でしょうか。「パソコン作業をしながらの通話を可能にした次世代マウス」だそうです。「マウスフォンの表面にはプッシュホン用のダイヤルボタンのほか、マイクとスピーカーが付属し、マウスを手に取って受話器として利用できる」(日系産業新聞記事より)だそうです。イメージ写真ではモデルのお姉さん、マウス・フォンをさながら受話器のように耳にあてています。通話中です。便利そうですね。
……いや、というかそれ、マウスを耳にあてて通話している段階で、パソコン作業できてないじゃん。マウス留守じゃん。むしろマウスと電話、分離していたほうがまだしも電話とパソコン同時に利用できるんじゃないのか。というかそんなものに7900円出さすのかよアルファ・オメガソフト! 面白! 大注目メーカー! 以上!
1999.05.30(マンガ・アニメの話より)
うしおととら
夜寝る前に一巻ずつ読んでいた少年マンガの金字塔『うしおととら』ですが、最後のクライマックスにさしかかると、つい一気に5巻ぐらい通しで読んでしまいました。もう大泣き。涙につぐ涙。あれ、よく疲れてると涙もろくなるって言いますけど、たぶん本当ですね。今までなら最終話でも涙ぐむ程度で済んでいたのに、今回は号泣。巨人の星の伴宙太ぎみに。汚れちまったこの僕でも『うしおととら』と「さよならドラえもんの巻(*1)」だけは思い出すだけで泣けてくるのです。